バーテンダーが教える「シングルモルト」基本の2杯、ツウの2杯とは?

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[シングルモルトにまつわる お洒の教養]

若手ながら知識と技術に定評ある松濤倶楽部バーテンダー・佐藤伸一さんが、初心者がまず飲むべき銘柄と、“やるな”と思わせるツウな銘柄を推薦。さらにそれぞれ、おすすめの飲み方もご教示いただいた。

基本の2杯

シングルモルト


[左]
ラガヴーリン16年をトワイスアップで

「アイラ島で造られ、個性的な風味と香りが特徴のラガヴーリン16年。ウイスキー好きな方にはお馴染みの1本です。同量の水を加えてトワイスアップ(※)で召し上がると、熟成が進んだ豊かな香りを堪能していただけますよ」(松濤倶楽部・佐藤さん)
※ウイスキーと常温の水を1:1で割る飲み方

[右]
グレンファークラス15年をハーフロックで

「スペイサイド地方で造られるグレンファークラスも基本の1杯におすすめ。ストレートやロックもいいですが、ちょっと強すぎるかなという方はロックスタイルに水を加えた“ハーフロック”をお試しください。水割りよりも風味を愉しめるのが魅力です」(佐藤さん)

ツウの2杯

シングルモルト


[左]
ザ・ウイスキー・フープ ベンロマックを加水しながら

「ボトラーズ(蒸留所から原酒を樽ごと購入し、独自の熟成を研究する会社)の老舗が所有する蒸留所がベンロマック。こちらはより良質なウイスキーの提供を志す日本の団体『ザ・ウイスキー・フープ』が関わった1本です。加水しながら味わうのがツウ」(佐藤さん)

[右]
ブルックラディ ザ・クラシックラディをシェイクで

「ブルックラディのザ・クラシックラディは、アイラ島のスコッチですがピートを焚かないというちょっと珍しい一本。こちらは氷を入れたシェイカーに水を入れてシェイクし、グラスに注いだ後にほんの少しソーダを加えてお飲みいただくのがおすすめ」(佐藤さん)

関連記事:「オーセンティックなバーにはどんな服で行くのが正解?」

[BAR]
SHOTO CLUB

渋谷の地で約30年の歴史を誇る松濤倶楽部。ドアには“会員制”と書かれているが、節度ある紳士淑女なら一見さんも歓迎だ。スコッチ、バーボン、ジャパニーズウイスキーなど、幅広いボトルが並ぶ店内は、品格にあふれつつも親しみやすい雰囲気。旬の果物を使ったカクテルも豊富に揃うほか、名物のメンチカツサンドをはじめ食事にも力を入れている。夕食どきにやってきて、食事から締めの一杯まで愉しんでいくというお客も少なくないそうだ。
住所:東京都渋谷区宇田川町37-12 眞砂ビルB1F
電話:03-3465-1932
営業:18時〜26時( 土曜・日曜・祝日17時〜24時) 無休



※[MEN’S EX 2020年1・2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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