プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
PING PLD BRUZER PUTTER
【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.65】
ヘッドがオートマチックにまっすぐ動く!
人気が沸騰した赤いパターよりも安定感アリ!?
ライター・ツルハラ 今回は、僕が購入した私物を持ってきましたよ。ピンのパター「PLD ブルーザー」です。世界で500本だけの限定モデルなんですよ。
奥嶋プロ ツルハラさんは、またパターを購入したんですか? あきれちゃいますね。それにコレは、けっこうお高いんでしょう?
ライター・ツルハラ はい。値は張りますね。スコッティ・キャメロンのパターよりも高いぐらいでした……。けれど、このパターは凝った作りになっていて、アルミニウムのヘッドをひとつ削り出すだけで5時間ぐらい掛かるんだとか。ちなみに、PLDとは「PING Putting Lab Desing」の頭文字。ピンのパター研究開発室が生み出したモデルとなっています。
奥嶋プロ ヘッド後方には、カッパー(銅)が使われているんですかね?
ライター・ツルハラ はい。高比重のカッパーウェイトになっていて、これはフェース面のトゥ側とヒール側にも採用されています。これによってヘッドが高慣性モーメント化されています。奥嶋プロ、打ってみてください!
奥嶋プロ 構えてみると、ヘッドが大きいですね。ヘッド中央の白いアライメントラインが長くて、ターゲットに対してスクエアにセットしやすいです。おっ、ストローク感もいいですよ。