メール文のグレードアップ術
スピードを競う現代社会の象徴ともいうべきメール(SNSも含め)は、その即応性からもっとも便利な通信手段となっている。が、一方で礼を失したり粗雑になりがちなのも事実。そこで失敗しない、クオリティの高いメールとは何かを考察した。
1. 脱・定型文「お世話になっております」。これさえ書いておけば出だしは大丈夫と思ってはいないか。たとえメールでも、書き出しで相手の心を動かすことを考えたい。「いつもお世話になっておりまして、ありがとうございます」とやや丁寧にするだけでも新鮮な印象となりグレードアップされる。また、初めての相手なら「突然にメールを差し上げる非礼をお許しください。わたくし、〇〇と申します」など、相手に対して敬う気持ちで書き始めるといいだろう。