意外と見逃しがちなカフのフィット。ボタンの移動で簡単に調整できる。

カフが浮いて締まりに欠ける
首や体はジャストでも、手首がブカブカではどこか締まらない印象。


1|詰める幅を測る
袖ボタンを留めない状態でカフを手首にぴったり合わせて、何cm移動させるとジャストかを測る。


2|ボタンを外して
ボタンを取り外し、先ほど測った詰め幅のぶんだけ内側へ平行移動。印をつけておくと失敗がない。


3|内側へ移動
ジャストな位置にボタンを再度縫い付ければ完成。外れてしまわないようしっかり縫いつけよう。


カフを手首にぴったりフィットさせれば、袖が手首の上でブラウジング(布がたまること)し、エレガントな佇まいになる。時計をする場合はそれも計算してカフを詰めよう。
[MEN’S EX 2018年8月号の記事を再構成]
撮影/鈴木泰之、島本一男、村上 健、小澤達也、久保田彩子 スタイリング/四方章敬 文/黒澤正人