もっときちんと? もっとオシャレ?
ビズカジの印象コントロールは小物にアリ
時計、ベルト、靴の3点は、その組み合わせを計算することで、統一感のある洗練された装いの近道となる。その服装を硬派に見せるか、ライトに見せるか、小物使いとの合わせ技を考えればビズカジの完成度はもっと向上するのだ。
きれいめ意識のデニム通勤
正統見えするカジュアルコーデ
リネン混のベージュJKとサックスブルーのシャツにリジッドデニム。通勤にも品よく馴染む爽やかさで、デニム通勤とはいえきちんと感も漂う。
小物との相性は?(写真4枚)
女性目線
医療団体勤務 高谷陽子さん
小物に意識がある人=隅々まで気が廻るというイメージ
「仕事上、金融業界のビジネスマンにお会いする機会が多いですが、時計や靴、小物にまで気を配れている方は印象深いです。クールビズの時期だからこそ、きちんと小物類までお洒落にまとめているビジネスマンを見かけると、つい目線が行ってしまいます」
お洒落目線
スタイリスト 武内雅英さん
色か質感かテンションか、要素を揃えることで一気に洗練
靴もベルトも時計も、さりげなく目に止まるアイテム。そこに統一感を持たせることで、装いに統制のとれた品のよさが生まれます。ベーシックで合わせたビジカジ服なら、小物によって同じ服装でもさまざまなTPOに対応できます。
[MEN’S EX2018年07月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 スタイリング/武内雅英(CODE)、宮崎 司(CODE) 文/安岡将文、池田保行(04) 構成・文/伊澤一臣