本誌でおなじみファッションディレクター森岡 弘さんと「理想のゴルファー像」を考える新連載。
初回のテーマはゴルフの装いを通した「イメージ戦略」です。
Lesson01.「装いに一貫性を持たせる」
仕事も、ゴルフも「装いがブレない」男になろう!
常にセンスよく見えます /
ファッションディレクター
森岡 弘さん
8年前に手掛けた雑誌のゴルフ特集でゴルフに開眼。エグゼクティブのみならずプロゴルファーに装いをアドバイスするなど、ゴルフの「装い方改革」を推進。
装いだって、軸がブレないほうがいいんです
装いでもゴルフでも同じですが、本当に上手な人というのはどんな時も「軸にブレがない」ものです。日頃はエレガントなM.E.読者の方が、ラウンドのときだけ急にハデハデな装いになると周りもビックリしますし、「若い頃のスポーツ着で時が止まっている」みたいで、逆に老けて見える危険も。
ゴルフはユニフォームがないスポーツですから、ゴルフ専用のウェアを着なければならないとは限りません。トップスはニットでいいし、パンツもストレッチの効いたドレスパンツを穿き回したって構わない。
「ゴルフだから」と気構えず、自然体の装いをキープすることが、常にセンスよく見える一番の条件なのです。もちろん、専用メーカーの服も進化していて、いいモノは色々あります。ブランドロゴがあまり目立たないものを選ぶなど、自分なりの尺度を設けたいですね。