【時計王・松山 猛が注目するウォッチブランド】名門ブランド復活! アンジェラス

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バーゼル

精緻にスケルトナイズされたアンジェラスの新作「U50 ダイバートゥールビヨン」は、撮影ライトを当てると、こんな影があらわれるのだった。

バーゼル取材 DAY3

ユニークな存在感を発揮する、注目のブランド

アンジェラスは長らく、クロノグラフの名門ブランドとして名を馳せ、古くからの時計ファンには憧れの時計の一つだったものだった。
アンジェラスはストゥルツ兄弟により、1891年に時計製造の町ル・ロックルで創業されたブランドで、1942年に発表された名作「クロノデイト」は、クロノグラフ機構に、小窓による付き曜日、そして日付針によって日にちを示す、いわゆるポインターデート・スタイルの、トリプルデイト・クロノグラフであった。
長らく休眠状態であったアンジェラスを甦らせたのは、アーノルド&サンを復活させたのと同じ人たちで、アンジェラスは、スイスのラ・ショー・ド・フォンを拠点とするラ・ジュー・ペレ社の一翼を担うブランドとして復活し、今日的なコンセプトによる、新しく興味深い時計作りを目指す個性的ブランドとなった。

アンジェラス
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その2018年の新作はなんと、トゥールビヨン搭載のダイバーウォッチというから驚きである。
時計ファンの中にはマリンスポーツ愛好家も多く、高い防水性能を持つ時計を身に着けて、ダイビングやヨットなどを楽しみたい人も多かろう。この「U50 ダイバートゥールビヨン」という時計は、そのような要望に応えて作られたのに違いない。
ADLC(アモルファス・ダイヤモンド・ライク・カーボン)加工により黒く着色されたブリッジに、スチールの白銀色に輝くフライング・トウールビヨン、歯車や巻き上げ装置の部品、そしてブルーと黄色に色分けされたインデックスが、モダンな雰囲気をこの時計に与えている。
ビーム・タイプ・ブリッジと呼ばれるブリッジは、直線を組み合わせた設計で、骨組みだけなのでとっても軽いのを特徴とするが、チタニウム製のケースとの見合わせによって、時計全体の軽量化に成功しているのだ。2時位置のクラウンはブルーとイエローのリングをまわしてセッティングするためのもので、4時位置のクラウンで時刻合わせと、メインスプリングの巻き上げをする。

Profile
松山 猛 Takeshi Matsuyama
1946年京都生まれ。作家、作詞家、編集者。MEN’S EX本誌創刊以前の1980年代からスイス機械式時計のもの作りに注目し、取材、評論を続ける。バーゼル101年の歴史の3割を実際に取材してきたジャーナリストはそうはいない。

松山猛


撮影/小澤達也、岸田克法 文/松山 猛

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2021

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