
某国際線機内。寝て起きたら掛けてたはずのフォーナインズのメガネが行方不明に……。編集部でも1、2を争うド近眼なので、横山やっさんばりに慌てて、最後は着陸後の機内清掃まで立ち会ったのですが発見されず(何故?)、帰国後、新丸ビル2Fのデコラ東京に向かいました。
選んだフレームは岡部店長オススメの小ぶりのウエリントン。メーカーはイエローズプラスです。で、このフレームがとても旬でご覧の地味な顔立ちでもなんとか馴染むという点はさておき、お伝えしたいのはレンズのこと。
これまた岡部店長の「まるでコンタクトレンズをつけたように視界が広がります」という説明にグラッとなり、同行のスタイリスト嶺井氏の「メガネは医療用具です」に背中を押され、散財を決意しました。
そして、サブのメガネで待つこと約2週間。できあがったメガネは確かにレンズの周辺部まで視界がクリアです。
一番驚いたのは、数日後にたまたまサブのメガネを掛けたときのこと。ぐわんぐわんしてしまって、まるで初めてメガネを掛けた子供のような気分になりました(もちろん大人なので少し我慢すれば慣れますが)。
おかげで、日によってメガネを替えることがなくなり、もう毎日こればっかり。今度飛行機に乗るときは、なくさないよう気をつけます。
もう、これまでのレンズには戻れません
フレームはイエローズプラスの「623」。2009年からある人気モデルで価格は2万3100円。
これくらいレンズサイズがあるフレームのほうが、レンズ周辺部の歪みの少なさを実感できると思います。ツイッターばかりしていても疲れて目が痛くなることはなくなりました。
商品データ
“ニコンが世界に誇る光学技術に”カメラ好きとしてもグッときました
レンズはニコンの「シーマックス」で超薄型の屈折率1.74。フレーム形状を専用のマシンで細かく測定し、そのデータから最適な光学性能を発揮するレンズをニコンの工場で設計するという完全オーダーメイドです。僕のように乱視も強い人には特にオススメで、通常1本の乱視設計軸なのに対し、こちらは8軸(!)非球面設計。これまでに経験したことのないクリアさです。
価格も未体験ゾーンの6万3000円〈レンズのみ〉(デコラ)
※レンズ価格は店舗により異なります。