『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
SANYO YAMACHO(三陽山長)
今年創業25周年を迎える三陽山長は、クオリティ・バリエーション・時代に寄り添う提案など総合力で日本のトップを走るブランド。近年は上質さに磨きをかけ、海外の名門を凌駕するほどの進化を遂げている。その象徴といえるのが、ここで紹介する上級シリーズ「匠」だ。
匠 友二郎
【木型】 R2010
【製法】 フレキシブルグッドイヤーウェルト
【ソール】 レザー(ラバーソールも展開あり)
ハイクオリティに進化した大定番
ブランドを代表するベストセラーモデル「友二郎」。そのクオリティをさらにアップグレードしたのが「匠 友二郎」だ。ラストやデザインは同じだが、画期的に柔らかな履き心地を叶える「フレキブルグッドイヤーウェルト製法」を採用しているのが大きな特徴。さらに土踏まずを絞り込んだセミべヴェルドウエスト、カカトの継ぎ目を排したシームレスヒール、ビスポークテイストな半カラス仕上げと、ディテールも高級仕様になっている。流行不問で長く愛せるストレートチップこそ上質にこだわりたいという方にぴったりだ。13万2000円
匠 勘三郎
【木型】 R2010
【製法】 フレキシブルグッドイヤーウェルト
【ソール】 レザー+ハーフラバー
装いを問わない万能Uチップ
「友二郎」と双璧をなすベストセラーモデル「勘三郎」の「匠」バージョン。仕立てやスペックは「匠 友二郎」と同様だ。本作ならではの見どころは、トウにあしらわれたスキンステッチ。革の裏側から針を入れ、反対側へ貫通させずに縫い上げる超絶技巧だ。本来カジュアルに位置付けられるUチップシューズだが、「匠 友二郎」と同じドレス木型の「R2010」を採用することでデニムからスーツまでマッチする一足になっている。16万5000円
匠 志乃介
【木型】 R3025
【製法】 フレキシブルグッドイヤーウェルト
【ソール】 レザー
ヘリテージテイストな新モデル
2026年秋に登場した新モデル。ミニマルな内羽根のプレーントウだが、ヴァンプの切り替えをヒールまで伸ばした流麗なデザインが個性を発揮。ヴィンテージシューズを思わせる佇まいが魅力だ。さらに2026年春に登場した新木型「R3025」にも注目。トウに程よくボリュームをもたせたクラシックなスクエアトウで、ラスト全体を内側にカーブさせつつ土踏まずのアーチサポートを強化して履き心地も改良している。13万7500円
【BRAND HISTORY】SANYO YAMACHO(三陽山長)
「品質本位」を信条に掲げ、日本人のための本格靴を突き詰めることを目的として2001年に創業。甲のフィット感やヒールカップのホールド感を研究して生まれた独自設計の木型、精緻で端正なアッパーの縫製など、欧米靴とはひと味違う魅力で靴好きを魅了している。現在はスタンダードシリーズに加え、上級ラインの「匠」、「極」、さらに究極のクラフツマンシップをテーマにした「零」と多彩なコレクションを展開。2026年には海外の靴展覧会にも進出した。
【創業年】2001年
【創業地】日本/東京
問い合わせ先
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店
TEL:03-6281-9857
https://store.sanyo-shokai.co.jp/pages/sanyoyamacho
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