
白の線がくっきり際立ったストライプスーツの場合、それだけで存在感があるので、合わせるシャツ&ネクタイは少々シンプルなほうが悪目立ちしにくい。白シャツにネイビーの無地ネクタイなら、アズーロ エ マローネ(イタリア語で紺×茶の意。男性のビジネススタイルの鉄板色合わせとして、よく用いられる表現。)の配色効果も手伝って、落ち着きがありながら、かつきちんと誠実な印象に。茶のネクタイはソリッドでもよいが、写真のように近くで見ると柄が浮き出て見える織り柄無地なら、胸元にも奥行きが生まれ、初対面の仕事相手にも信頼感と洒落感を同時にアピールできる。(2018年6月号掲載)
スーツ・ジャケット:ユナイテッドアローズシャツ:ソブリン
タイ:マッキントッシュ ロンドン