『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
Aubercy(オーベルシー)
紳士靴にはお国柄が表れる。古典と芸術性とが巧みに融合され、染色や仕上げの色合いが奥深いフランス靴。英国靴は質実剛健であり、クラシック。片や色気のあるデザインを得意とするのがイタリア靴の特徴だ。そんな3ヶ国の精神性が溶け合う稀有な工房、オーベルシーを最高たらしめる背景に迫ろう。
ソラル
【木型】 A33ラスト
【製法】 ブレイク
【ソール】 レザー/ヒドゥンチャネル/半カラス
クラシックな佇まいに独創と色気が同居する
スキンを1回持ち上げるだけのホールカットでシャープな「033トウ」を生み出す、流麗で気高いタッセルローファー。1970 年代に創業2代目にあたるフィリップ・オーベルシー氏の手によって「スーツに合わせられるほどドレッシーなモカシンを」とデザインされ、半世紀の時を経てオーベルシーを代表するクラシックに。タッセルがブランドの頭文字「A」を象形するなど、遊び心溢れるアレンジにも気品が漂う。24万2000円。
ピンズ
【木型】 FA7ラスト
【製法】 ブレイク
【ソール】 レザー/ヒドゥンチャネル/半カラス
フレンチシックを具現化した
3代目にして現当主のグザヴィエ・オーベルシー氏が自らのためにグラン・ムジュール(オーダーメイド)したとされるオペラパンプスを、既製靴にて製作したエストネーション別注モデル。礼服とのマリアージュを優先したエナメルアッパーが一般的なところ、山羊革を採用し、最初に足入れする際の光沢を控えている。一方で、使い込むほどに所有者の足なりの輝きを宿していく。丸みを帯びたショートノーズがフレンチシック。23万1000円
ジェームズ
【木型】 A49ラスト
【製法】 ブレイク
【ソール】 レザー/ヒドゥンチャネル/半カラス
英・仏・伊 3国同盟的な万能オックスフォード
オーベルシーの現ラインナップの中で最も英国を感じさせるオックスフォードシューズは、クラシックなパンチトキャップトゥのスタイルを踏襲している。片やラストに目を向けると、ロングノーズでフランスらしいエレガントさを醸しつつ、チゼルトウで色気も加味。創業者が修業したイギリス、ブランドの所在地フランス、提携工房を構えるイタリアと、それぞれの魅力を感じさせるアイコンモデルにしてマスターピースだ。25万3000円
【BRAND HISTORY】Aubercy(オーベルシー)
ルネ&アンドレ・オーベルシーによって、パリで産声を上げた。靴作りの基礎を英国で学んだため、当初より堅実な靴作りを得意としていた。20年後には工場をイタリアに移転し、より美的な靴作りの影響下にシフトしたことで、3ヶ国が溶け合う現在のスタイルが完成した。ステッチは常にフラットで繊細。製靴は華奢なブレイク製法(マッケイ製法)がベースだが、要望に応じ、スマートに仕上げられるハンドソーンウェルテッド製法も用意している。
【創業年】1935年
【創業者】ルネ&アンドレ オーベルシー夫妻
【創業地】フランス/パリ
問い合わせ先
ESTNATION
TEL:0120-503-971 https://www.estnation.co.jp/
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