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ライター・ツルハラ　7番アイアンのロフト角は29度なんですが、そのわりに高弾道が打てています。

奥嶋プロ　ヘッドが低重心化されていると、やはり打ち出し角が高くなります。ヘッドスピードがそれほど速くない人でも、「02 アイアン」なら十分な高さを出して打ちこなせると思いますよ。

ライター・ツルハラ　打感がとてもやわらかい「01 アイアン」とは対照的で、こちらの「02 アイアン」は典型的な弾く打感です。「ピキャッ！」という弾き系の打音がします。

奥嶋プロ　いかにも飛んでそうな音ですよね（笑）。「01 アイアン」のロフト角が31度、「02 アイアン」は29度。ロフト差は2度なんですが、飛距離を比べると約10ヤードもの差が出ていました。これはおそらく、「02 アイアン」の弾きのいいフェースのおかげでしょう。

ライター・ツルハラ　弾道が高く、直進性も高い。かなりラクに打っていけるアイアンです。そのうえ、ちょっとカッコもいい。

奥嶋プロ　ヘッド形状がキレイで、実際に打つと曲げずに飛ばしやすい。アイアンとしての性能はとてもいいと思います。あとは、この弾きの強い「ピキャッ！」という打感を受け入れられるかどうかでしょうね。

ライター・ツルハラ　打感や打音って、すぐに慣れるものなんですよね。打感にこだわりがある人にはオススメしませんが、アイアンショットのミスをなくしてスコア向上したい人は、こういうモデルを一度は使ってみてほしいです！！！

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文／鶴原弘高