『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
歴史が動いた!?
スコッチグレインが挑む“軽快な革靴”の新境地
服装の多様化が進み、革靴離れが叫ばれる昨今。スコッチグレインはその現状をただ憂うだけではない。時代に相応しい履き心地を追い求めた背景に耳をそばだててみよう。
クラシックでモダンな異素材コンビに好相性
OS-2604
新ソールの採用に合わせて、各直営店の現場から「今、作りたい一足」を形にしたシューズが登場する。表参道店の限定は「デザイン性の高い靴が欲しかった」と、アノネイ社のシボ革「ゴルフ」をコンビ使いしたサドルシューズだ。2026年11月11日発売予定。6万6000円
伝統的なブローグデザインをカジュアルな解釈で日常に
O-2602
根強い人気を誇る外羽根のロングウイングチップを、軽妙なクリッパーソールで。クラシックだがデニムや軍パンなどに合わせても洒脱に装えるデザインのため、日常的に履きやすいスペックへと進化することは理に適っているはずだ。2026年10月7日発売予定。6万6000円
シボ革が生み出すドレスとカジュアルのあいだ
G-2601
外羽根のパンチトキャップトゥをベースに、アノネイ社の「ゴルフ」特有のシボ感を組み合わせた一足。ドレスとカジュアルのちょうど中間を狙っている。トゥのパーフォレーションがアクセントとなり、オンオフ問わず幅広く活躍。2026年9月16日発売。6万6000円
軽妙なダブルモンクはかぶき者が選ぶ一足
S-2603
訪日客にも人気の現場からのリクエストは、フォーマルすぎず、カジュアルすぎずのストライクゾーンに名回答。ダブルモンクを採用し、革靴好きに深く訴求する一足に。今回の企画は各モデルとも純正シューキーパーが付属する。2026年10月21日発売予定。6万6000円
革靴の可能性を押し広げた
東京メイドのグッドイヤー靴のクラシックにして、良心。言わば王道の紳士靴を作り続けてきたスコッチグレインが、この秋、初となるヴィブラムソールのモデルを発表する。EVAベースで大変に比重の軽いクリッパーソールだ。
腐心したのは、ならではの正統派な仕立て、世界観とのシームレスな融合。オンオフ履けるデザインを選定し、その確立された既存の木型に柔軟なクリッパーソールを歪みなく底付けするため「出し縫い用マシン」の、テンションの微調整に試行錯誤を重ねたと言う。 「硬い革の底材と同設定のままマシンを動かすと、糸の張力によってソールが引っ張られ、木型本来のラインが崩れます。職人が糸のテンション、送り速度を徹底的にチューニングし直すことで、この端正な製靴を実現しています」。
ちなみにスコッチグレインは中底に建材由来の特殊な硬質スポンジを詰めているが、その緩衝性とソールのしなやかさが直に連動し、一歩目から足に同調する理想の歩行性になったという点も聞き逃せない。培ってきた技術を注ぎ込み、伝統と実用性を高次元で融合させた新シリーズには、職人たちも誇りと手応えを感じているとか。この快適さに足を任せ、新たな一歩を踏み出してはどうだろう。
問い合わせ先
スコッチグレイン銀座本店
TEL:03-3543-4192
https://scotchgrain.co.jp/
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