“コレは絶対名作になる!”というヒット確実の名作予備軍たちを、M.E.編集部が独自視点で徹底討論!
漆黒の月に想う、受け継ぐ美学
OMEGA
オメガのスピードマスター 38

サブダイアルを楕円からラウンド型へ変更し、DON仕様ベゼルの採用でクラシカルかつクリーンに刷新。SSからバイカラー、ダイヤモンドベゼルまで、全7型を展開。ブラックは日付なしのCal.3332、他6型は日付付きCal.3330を搭載する、自動巻き。径38mm、SSケース。97万9000円(オメガ)
伊澤 不変の美学を誇るクロノグラフの最高峰から、待望の新作コレクションが全7型も登場しました。どれも洗練されていて、ビジネスの装いに格別の品格と華やかさを添えてくれる魅力的な名作ばかりです。
大野 個人的にはやはり、王道のブラックダイヤルに強く惹かれます。誕生以来の象徴的なデザインコードを守りつつ正統進化を続ける傑作であり、38mmという絶妙なサイズ感が現代のエグゼクティブの装いに心地よく馴染みます。毎日着用しても重さや大きさが気にならず、今の時代感にも見事にマッチしています。
伊澤 外観の普遍的な美しさは崩さず、最新の素材や内部機構を確実にアップデートしてくる真摯なモノ作りの姿勢には深く感服させられます。
大野 月へ挑んだという比類なきロマンと高い実用性を兼ね備えながら、100万円を切る価格設定をしてくる点にも脱帽。そこには王者としての揺るぎない自信と誇り、そして名作としての本質的な余裕を感じます。

文字表記を最小限に抑えることで、一層クリーンに仕上げたダイアルを採用。ベゼルは厚みのあるクラシカルなスタイルへと回帰し、90の斜め上にドットを配した有名な“DON”仕様を踏襲するなど、ヘリテージを宿す。
話したのはこの2人
大野 陽(編集長)
一番最初に買った本格時計が“スピマス”。父から受け継いだ最初の時計もオメガでした。
伊澤一臣(編集)
ヘリテージと洗練が融合した絶妙な38mm。一度腕に載せたら最後、連れて帰りたくなりそう。
[MEN’S EX Autumn 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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