数字で見れば、そのデカさは明白だ。全長は５.４m近くでロールス・ロイスのSUVカリナンより長い。幅も高さも2m。全幅は堂々のマイクロバスサイズ。全高はそこまで高くないけれど、それでもSUV界では最大級。つまり乗用車としては圧倒的に巨大な存在ということになる。
さすがにここまでデカくなると、マトモに操ることができるのかどうか不安になってしまう。一抹の心配を抱えつつ東京から京都までのドライブを試みた。
キャデラック エスカレードのディテールをチェック！（画像6枚）
バーティカルタイプのリアコンビネーションライトは長さが90cmにもなる。
乗ればほとんどバス並みの感覚で、よく知った街並みが新鮮に見えるほど。
ドライバーに向けて湾曲させた38インチ大型OLEDディスプレイが備わっている。
前席シートにはヒーターやベンチレーション、マッサージ機能など快適な装備が充実する。センターアームレストには保冷庫まで備わっている。
2列目は独立2座に。前席や後席の声を、内蔵マイクを用い指定したゾーンに出力することで会話をスムーズにする、カンバセーションエンハンスメントを備えた。
3列目も十分広いスペースを確保。ラゲッジ容量は通常722リッター、3列目を倒せば2065リッターに広がる。
