定番名店から新鋭まで。各店の“強み”を総まとめ
注目オーダーSHOP特徴図鑑

実力派が群雄割拠のオーダー業界。結局どこがいいの?とお悩みの方のために、本誌太鼓判ショップを厳選しつつ、各店の特徴をまとめてみた。ぜひご参考あれ！

SLOANE RANGER TOKYO（スローン レンジャー トウキョウ）

手動式エレベーターが今なお稼働する1932年建造の「奥野ビル」に今年オープン。オーナーの大西慎哉氏は長年ハケットなど英国ブランドに勤めた大ベテランで、服飾知識も随一と名高い人物である。

そんな氏の理想を体現したサロンは、オーダーウェアとともにヴィンテージ服も取り揃えているのが特徴。20世紀初頭〜1990年代のテイストが学べる古着を満遍なく網羅し、時系列順に並べることで、“洋服の博物館”的な楽しみ方ができるのもユニークだ。

英国紳士服業界の大ベテランが満を持して独立開業

乗馬用ジャケットを意識したユニークなスーツ
店名には「英国に憧れる日本人のモノ作り」という意味を込めたと大西氏。その言葉どおり、スーツも英国の影響を感じさせる。こちらは乗馬用のハッキングジャケットのテイストを盛り込んだスリーピーススーツ。わずかにAラインを描くシルエットが独特だ。

Data

住所：東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル403　TEL：03-6263-2230　営業時間：12時〜20時　※完全予約制　不定休　納期／約1ヶ月〜　オーダー価格／スーツ9万8000円〜
instagram　@sloanerangertokyo

［MEN’S EX Spring/Summer 2021の記事を再構成］
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