ブルガリ
オクト フィニッシモ スケルトン

稀代のジュエラーならではの完璧なオープンワーク

2016年にデビューした「オクト フィニッシモ スケルトン」に、今年も新たなバリエーションが投入された。

薄さ2.35mmのウルトラスリムな手巻きムーブメントを極限まで肉抜きしたこのシリーズは、もともとヴィジュアル的にも非常に軽快な仕上がりだが、今作ではパーツの随所を爽快なブルーで加工し、一層軽やかな印象。実際にケースはチタン素材のため、極薄ケースと相まって着用すると愕然とするほどライトな着用感が楽しめる。

ここ数年、モダンな顔立ちのフルスルトンモデルが時計界のひとつのトレンドだが、今シリーズは表面・裏面とも造形の美しさで明らかに群を抜く。このあたりのセンスは生粋のウォッチメーカーにはなかなか見られないもの。さすがは稀代のジュエラーと感じさせる、ブルガリならではのスペシャルピースだ。

ブルガリ オクト フィニッシモ スケルトンのディテールをチェック！（写真4枚）

撮影／岸田克法　文／吉田 巌（十万馬力）
※表示価格は税抜き