夏の高原旅を彩るロマン服は素材選びが肝心だ

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ヘビーリネンと夏カシミアも、高原旅を彩るロマン服

Heavy Linen
木漏れ日の下で輝く肉厚リネンの美しさに酔う

サマーツイードと並んで夏のロマンを感じさせるのがヘビーウェイトなリネンジャケットだ。その醍醐味は、大きく入るシワ。決してだらしなく見えず、むしろその風合いにエレガンスが薫る。とりわけ陽光を受けた際の味わいは格別だ。

CARUSO(カルーゾ)

Heavy Linen
ニット4万1800円/レンコントラント(エイチジェイエム) パンツ5万2800円/フミヤ ヒラノ ザ トラウザーズ(ノウン) 靴14万3000円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)

クラシック素材とモダンシルエットの融合
モダンなリラックスフィットが際立つ「ゼロジャケット」。ウエストの絞りをなくし、フロントダーツやベントを省いてクリーンに仕立てられている。仕立てもシャツのように軽快だ。素材こそヘビーだが、着心地は軽やか。この組み合わせがカルーゾらしい。Tシャツやサマーニットと合わせてカジュアルに着こなすのにぴったりなジャケットだ。22万円(エストネーション)


Linen × Cashmere
冷涼な空気の中で感じるカシミアの未知なる魅力

夏の風物詩であるリネンシャツに、カシミアを合わせる。そんなスタイルも欧米紳士たち御用達だ。高原で過ごす朝晩の冷涼な空気。その中で味わうカシミアは、冬には味わえない独特な心地よさがある。

RALPH LAUREN PURPLE LABEL(ラルフ ローレン パープル レーベル)

Linen × Cashmere
パンツ9万2400円、靴10万5600円/ 以上ラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン)

極上の繊細タッチに包まれる幸福感
夏の避暑地でカシミアニットを着ると、冬に感じる暖かさとはひと味違った魅力を発見できるだろう。繊細さ、柔らかさ、軽やかさが優しく肌を包み込み、格別の贅沢感を味わえるのだ。シャリっとしたリネンシャツとの風合い差も実に心地いい。欧州紳士が愛好するのも納得だ。シャツ7万9200円、ニット15万1800円(以上ラルフ ローレン)



[MEN’S EX Summer 2024の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

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