シャルべのカラーニット

冬の彩り選び放題

世界中の要人を顧客に抱えるフランスの名店、シャルベ。国内で唯一インショップとして店を構える日本橋三越本店に、シャルベ流のお洒落のヒントがある。

1838年創業以来、ドレスシャツでエレガンスを表現してきた同社は、このニューノーマルの時代にニットでも大人の格を体現するようだ。至極滑らかな触り心地の「カシミアシルク」で、ハイゲージに編まれたこちら。大きすぎずタイトすぎないユニバーサルフィットと、首元の露出を抑えられるネックホールが◎。

ジャケットのインナーとしても、カジュアルな装いの一枚着でも着用可能だ。この美しくもコーディネートし易いカラー展開は、男の勝負服を長く支えてきたシャルベだからこそできる業。スモーキーな色味から、装いの差し色にも使える発色の良いものまで、カラバリ豊富に用意。「タイドアップしなくてもOK」そんなニューノーマルなシーンの彩り選びの参考にしてほしい。

CHARVET（シャルべ）

スタイルが美しく見える裾のリブが嬉しい
昨今加速するカジュアル化の流れから、ニットでもカットソー型の裾が多くなる中、大人の装いを熟知したシャルベは、しっかりとトラウザーズが美しく見えるように程よいリブ仕様に。こういった細かいところが老舗の“わかっている感”なのだ。各6万9300円（日本橋三越本店）

［MEN’S EX Winter 2022の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
※表示価格は税込み