キングスレー・ウォルターズの鞄

ハンドクラフト＆ヴィンテージの味のある佇まいが男心をくすぐる

ヴィンテージのような味わいや手仕事の温もりが感じられる物に惹かれてしまう。それは洒落たものが好きな男の“癖（へき）”だろう。今回、日本に初上陸したこちらは、まさにそんな“癖”を掻き立てる。

デザイナーのキングスレー・ウォルター氏がサヴィルロウでテーラーリングの修業をしながら、趣味で革小物制作を始めたところ、口コミでオーダーが増え、本格的にスタートさせたという同ブランド。

さらに、かつて某アメリカを代表するデニムブランドのヴィンテージクロージング コレクションを手掛けていた経験からか、キャンバス生地や金具の風合い、ハンドカットによるレザーなど、味わいのある雰囲気が全体から漂う。そして、この味な佇まいは、着こなしのアクセントとして大きな存在感を放つ。

昨今の着こなしのトレンドで、ドレスライクな装いに、ミリタリーやスポーティなアイテムを取り入れるミックススタイルがある。取り入れるだけで、そんな旬な着こなしも簡単に実現できる。そんなキーアイテムとして活躍してくれること間違いない。

KINGSLEY WALTERS （キングスレー・ウォルターズ）

英国素材にこだわり、ハンドクラフトを貫く逸品
全ての商品はハンドカット、ハンドステッチで製作され、デニムのリベットのような留め具もアイコニック。サドルレザーなど、鞄の素材は全てロンドンのものを使用している。メイン写真上：縦34×横52×マチ21cm、3万6000円、同写真中：縦26×横37×マチ1cm、3万3000円（以上エスディーアイ）　同写真下のショルダーバッグは、ビームス F ディレクターの西口修平氏による完全別注品。縦24×横32×マチ7cm、4万8000円（ビームス F）

［MEN’S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成］
（スタッフクレジットは本誌に記載）※表示価格は税抜き