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【After】遠目無地な柄ジャケット＆柄シャツでさりげなく見せる

梨本　紺ジャケット×グレースラックス、私もよく着る組み合わせです。でもこのジャケット、いいですね！無地に見えましたが、よく見ると柄なのですね。生地の風合いも上質さが感じられます。

森岡　そこです。「普通を装う」というのは何でもいいのではなく、普通のなかでいかに変化を表現できるか。その印象作りは、自然と着る人の能力の高さを印象づけます。

梨本　シャツもさりげなく細かな柄。

森岡　ええ。紺の柄ジャケットに、ブルー系の柄のシャツ、そして胸元には同じくブルー系のチーフを挿しました。色を青系で統一する、ということも、清潔感を印象付けるのに効果的です。一番のポイントは、チーフです。梨本さん、チーフは普段はつけますか？

梨本　ほとんどつけないです。

森岡　では明日からぜひ！ノータイにしたら、その分チーフ。チーフは決して華美な装飾品ではなく、正統なドレススタイルに欠かせないアイテム。今回のような極力シンプルなジャケパンスタイルのなかで、ビジネスカジュアルを意識してもう少し柔らかく見せたいのであれば、このような色柄のチーフを。今日は、チーフを丸く挿す「パフ」の形をその丸さを残したままやや四角目に入れました。こうすると、華美になりすぎず、四角の「TVフォールド」よりもソフトに仕上がります。

梨本　これなら私のビジネスシーンにおいても、安心して装えますし、トライしてみたいと思います！

梨本さんの仕事風景

社内ではジャケットを脱いで作業。普段は営業で外回りに出ることが多く、その場合はスーツやジャケットを着用。「不動産業界自体は、服装コードは割と自由なことが多く、お洒落を愉しまれている方もいらっしゃいます。お相手がそういう方の場合は、こちらも特に意識しますね」(梨本さん)

About
三菱UFJ信託銀行

銀行業務に加え、不動産、資産運用・管理、相続関連など幅広く事業を展開。個人から本人に関するデータを預かり、本人同意のもと第三者に提供、その対価を個人に還元する「情報銀行」への参入を目指すなど、新たなビジネスの創出に注力。