『MEN’S EX特別編集 最高の靴選び』では、人気ブランドの「最高の3足」をピックアップ。履く時にテンションがあがる2026年“今”の最高の靴選びを真剣に考えてみたい。
Ferrante(フェランテ)
軽さとコンフォートが革靴の潮流となった昨今、イタリアの老舗、フェランテは改めて格好のターゲットとなるはずだ。そして何より、代名詞のコインローファーをはじめとするフェランテの靴は、自然に気持ちが向く、不思議と履きたくなる魅力がある。
イセオ
【木型】 010
【製法】 マッケイ
【ソール】 レザー
履き心地も装いも迷いがなくなる
フェランテはさまざまな靴を手掛けているが、珠玉のロングセラーがコインローファー「イセオ」だ。こちらはかつてフェランテがOEMを手掛けていた某ブランドの木型をベースに、継承して作り続けているもの。エッグトゥと呼ばれる少し細めのラウンドトゥ。そこからウィズを広めにとり、クセがないスタイリッシュなフォルムで窮屈さもなく、完成度の高い木型なことがわかる。品のいい華やかさも感じられ、デニムからビジネススーツにも合わせられる汎用性が素晴らしい。玄関にあれば、気持ちも軽やかに出掛けられる名作なのだ。8万8000円
エリス
【木型】 010
【製法】 セメント
【ソール】 ラバー(ビブラム ガムライト)
ブーツの万能ぶりも最高だ
季節感を取り入れるならサイドゴアブーツも覚えておきたい。こちらはイセオと同じ木型で作製。ブーツとなっても普遍的でスマートな印象は変わらず、ドレスからカジュアルに万能だ。そしてブーツらしい色気にも、また違った魅力を見出せる。一方でショート丈とし、着脱簡単でパンツとも合わせやすい。ソールは薄めながらグリップのいいビブラム・ガムライトと、コンフォートな気配りにも良心が感じられる。8万3600円
アネロ
【木型】 010
【製法】 セメント
【ソール】 ラバー(ビブラム ガムライト)
違いのわかるデザインもある
こうしたモデルを機微にリリースするあたりもさすが。近年は房飾りを使ったタッセルデザインが人気だが、新作の「アネロ」を見てほしい。プレーンなスリッポンのヴァンプに、シューレースのようにも見えるリボンをプラス。房ではないシンプルな飾り気が、いかにも洒脱ではないだろうか。それにマットな毛羽立ちのブラウンスエード、リボン先のゴールドチップのコントラストもセンスが抜群。ナポリの老舗は伊達じゃない。8万6900円
【BRAND HISTORY】Ferrante(フェランテ)
職人の街、ナポリで高い技術を持つと知られたフェランテ家の靴工房がはじまり。次第に発展し、1948年には3代目ルイジが更なる成長を決意する。最先端の技術や機械を積極的に導入して生産性が向上。芸術性にも優れ、メゾンをはじめとする数々のOEM生産を手掛ける。自社ブランド製品もイタリアらしい軽やかな空気感。素材と技術に対して良心的な価格で、国内外から高い支持を得ている。
【創業年】1875年
【創業者】ルイジ・フェランテ
【創業地】イタリア/ナポリ
問い合わせ先
エスディーアイ
TEL:03-6721-1070
https://sdijp.jp/
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