美意識が目覚める北欧系モダンフレンチ【AQUAVIT】

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AQUAVIT

近頃、食の世界では、北欧生まれの、あるいは北欧料理をテーマとするレストランが話題だ。そこで、ぜひご紹介したいのがモダン・ノルディック・キュイジーヌを提供する一軒「アクアヴィット」。

伝統的な北欧料理に、フレンチのテクニックとニューヨークの洗練された感覚を掛け合わせ、その独創的なメニューによってNY店はミシュランの二つ星を獲得。今夏より、その星付きシェフ、エマ・ベングソン氏から直に技術を学び、フランス料理の名店「エディション・コウジ シモムラ」で研鑚を積んだ千葉 尚氏が東京店のエグゼクティブシェフに就任したのだが、その料理のプレゼンテーションの美しいことと言ったらない。

「できる限り、料理を構成する要素を削ぎ落し、素材の味を感じていただくためにシンプルな皿を心がけている」とは千葉シェフの弁だが、しっかりした味に仕立ててあるため、ミニマムな構成でも最後まで飽きずに楽しめる。シーバックソーンや白樺の樹液など、北欧料理ならではの食材に出合えるのも魅力。連れと会話が弾むこと請け合いだ。

お問い合わせ先

AQUAVIT(アクアヴィット)
東京都港区北青山2-5-8 青山OMSQUARE 1F
TEL:03-5413-3300
営業時間:11時30分〜14時30分L.O.、18時〜22時L.O.
定休日:無休
料金:「Chef’s Tasting Course」8800円



[MEN’S EX2017年10月号の記事を再構成]
文/須永貴子、神山典子 構成・文/甘利美緒


※表示価格は税抜き
新メニュー「Chef's Tasting Course」の一例。

新メニュー「Chef's Tasting Course」の一例。

日本・フランス・北欧に共通する調理法の酢漬け、燻製、塩漬けを軸に、12〜15皿で構成。

日本・フランス・北欧に共通する調理法の酢漬け、燻製、塩漬けを軸に、12〜15皿で構成。

メインダイニングはスカンジナビアを代表するデザイナーの家具や照明が一体となった、エレガントな空間。隣にはバーラウンジも。

メインダイニングはスカンジナビアを代表するデザイナーの家具や照明が一体となった、エレガントな空間。隣にはバーラウンジも。

AQUAVIT外観。

AQUAVIT外観。

2024

VOL.341

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