建築家・安藤忠雄の挑戦と未来を体験する大個展が開催

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『国立新美術館開館10周年 
安藤忠雄展—挑戦—TADAO ANDO:ENDEAVORS』

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直島の一連のプロジェクト(香川県直島町)模型、香川県直島町

プロボクサーから独学で建築家を目指したという、異色の経歴で知られる建築家・安藤忠雄(1941年-)。1969年にゲリラ的な生き方をすることを決意し、”都市ゲリラ”として建築設計活動をスタートして以来、斬新で大胆な作品を発表し続けてきた。さらに1990年代以降は活躍の舞台を世界に広げ、同時に環境再生や震災復興といった社会活動にも精力的に取り組んでいる。

そんな”稀代の建築家、安藤忠雄のすぐれた感性と行動力は、いかにして育まれたのか。そのエネルギーの源は何なのか”を探るのが本展のテーマだ。半世紀近くに及ぶ挑戦の軌跡を、五つのテーマに沿って、設計のプロセスを伝えるスケッチ、ドローイング、模型、写真、映像といった多彩な資料計270点以上と共に紹介。空間デザインも自身が担当する。

なかでも約100点を予定している住宅模型の展示は、「建築は体験」との考えから、実際に触れたり撮影したりすることも可能とのこと。また現在のアトリエの一部と、野外には代表作『光の教会』も原寸大で再現される。建築家・安藤忠雄の作品から日常までをリアルに体験しながら、自分の中にも湧き上がる熱きチャレンジ精神を感じて欲しい。

DATA

『国立新美術館開館10周年
安藤忠雄展—挑戦—TADAO ANDO:ENDEAVORS』
会期:9月27日〜12月18日
会場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10〜18時(金・土曜は20時まで。入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜
料金:一般1500円ほか



[MEN’S EX2017年10月号の記事を再構成]
文/須永貴子、神山典子 構成・文/甘利美緒

光の教会、1989、大阪府茨木市、撮影/松岡満男

光の教会、1989、大阪府茨木市、撮影/松岡満男

ポートレイト、撮影/荒木経惟 

ポートレイト、撮影/荒木経惟 

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