「ノータイでもきちんと見える」ジャケットの着こなし実例集【Pitti 96 レポート#02】

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2019年6月11日~24日の4日間で開催された「Pitti Imagine Uomo」。今回は96回目の開催となり、記念すべき100回目を迎えるまで、あと残すところ4回となった。今シーズンも、恒例となったMEN'S EX ONLINE編集長・平澤のピッティスペシャルレポートをお届け! 

夏のスーツ&ジャケットは「ノータイでもいかに品よく見せるか?」がポイントに

今回のピッティ ウォモで顕著な傾向として感じられたのが、クラシック系のスーツやジャケットを多く提案するブランドにおいても、かっちりしたタイドアップのコーディネート例が激減し、開襟シャツやクルーネックニットなど、「ジャケットをノータイで着る」コーディネート例がかなり増えたことだ。

日本の夏が今年もとくに8月上旬~中旬は猛暑日続きだったように、ヨーロッパでも都市によっては例年以上に夏の高温化が進んでいる模様。そんな中、仕事・休日とも「スーツやジャケットをノータイで着るとき、いかにきちんと、上品に見せられるか?」というのが着こなしの鍵になりそうだ。そこで会場内のディスプレイから、ノータイのお洒落なコーディネート実例をピックアップした。まだ暑さの残る初秋まで、仕事や休日スタイルの参考にしてほしい。

<strong>L.B.M.1911</strong><br />ハイゲージのクルーネックニットは、ノータイでスーツやジャケットを着るときの鉄板アイテム。写真のようなビビッドなオレンジは、休日のドレスダウンにも最適。間に同系色のスカーフを挟めば、さらにエレガントに。

L.B.M.1911
ハイゲージのクルーネックニットは、ノータイでスーツやジャケットを着るときの鉄板アイテム。写真のようなビビッドなオレンジは、休日のドレスダウンにも最適。間に同系色のスカーフを挟めば、さらにエレガントに。

<strong>L.B.M.1911</strong><br />こちらも休日向けのドレスダウン。白Tシャツだけだとややスポーティな印象になるところ、オレンジ系ジャケットと同系トーンのスカーフを、ひと巻きして中にIN。Tシャツの胸元の白を少し覗かせるのが、爽やかに見せるコツだ。

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こちらも休日向けのドレスダウン。白Tシャツだけだとややスポーティな印象になるところ、オレンジ系ジャケットと同系トーンのスカーフを、ひと巻きして中にIN。Tシャツの胸元の白を少し覗かせるのが、爽やかに見せるコツだ。

<strong>Z Zegna</strong><br />ブラウン~オレンジ系のグラデーション使いは、展示でも多かったカラー提案のひとつ。手前のテラコッタカラーのジャケットは、中にブラウンのクルーニットをIN。こちらも、かなり細幅にしたオレンジ系スカーフをチラリと覗かせているのが、よりエレガントに見せるポイント。

Z Zegna
ブラウン~オレンジ系のグラデーション使いは、展示でも多かったカラー提案のひとつ。手前のテラコッタカラーのジャケットは、中にブラウンのクルーニットをIN。こちらも、かなり細幅にしたオレンジ系スカーフをチラリと覗かせているのが、よりエレガントに見せるポイント。

<strong>RING JACKET</strong><br />開襟シャツは、少しリゾート感、リラックス感を出したドレスダウンに◎。ベージュジャケットにグリーンの開襟シャツでコントラストをつけた合わせ。襟は、あえてジャケットのラペルの上に出して着ると存在感もUP。

RING JACKET
開襟シャツは、少しリゾート感、リラックス感を出したドレスダウンに◎。ベージュジャケットにグリーンの開襟シャツでコントラストをつけた合わせ。襟は、あえてジャケットのラペルの上に出して着ると存在感もUP。

<strong>DRUMOHR</strong><br />初秋になったら、ニットを間に挟んでジャケット+ニット+シャツという合わせも簡単だ。こちらのドルモアは、すべてのアイテムに柄を使いながら、ベージュ・グリーン系の同系トーンで美しくまとめた好例。

DRUMOHR
初秋になったら、ニットを間に挟んでジャケット+ニット+シャツという合わせも簡単だ。こちらのドルモアは、すべてのアイテムに柄を使いながら、ベージュ・グリーン系の同系トーンで美しくまとめた好例。

<strong>DRUMOHR</strong><br />ブラウン~カーキ~ベージュのグラデーション。間に挟むニットは、カーディガンも重宝する。フロントがリブ仕様だったり、バイカラーになっていたりするとより存在感が出る。

DRUMOHR
ブラウン~カーキ~ベージュのグラデーション。間に挟むニットは、カーディガンも重宝する。フロントがリブ仕様だったり、バイカラーになっていたりするとより存在感が出る。

<strong>DRUMOHR</strong><br />こちらもトップス3アイテムに柄を使った高度な柄合わせ例。しかしそんなにうるさく感じないのは、ベージュのジャケットを基調にシャツやカーディガンにもベージュカラーが柄に混ざっているから。秋の休日なら、これくらい華やかさがあってもいい。

DRUMOHR
こちらもトップス3アイテムに柄を使った高度な柄合わせ例。しかしそんなにうるさく感じないのは、ベージュのジャケットを基調にシャツやカーディガンにもベージュカラーが柄に混ざっているから。秋の休日なら、これくらい華やかさがあってもいい。

<strong>ERRICO FORMICOLA</strong><br />リネンのベージュジャケットにリネンのストライプ開襟シャツ。ナポリのジェントルマンたちの、夏の定番ともいえるエレガントな着崩し。ベージュ~ブラウントーンでまとめると、より上品さもUP。

ERRICO FORMICOLA
リネンのベージュジャケットにリネンのストライプ開襟シャツ。ナポリのジェントルマンたちの、夏の定番ともいえるエレガントな着崩し。ベージュ~ブラウントーンでまとめると、より上品さもUP。

<strong>ERRICO FORMICOLA</strong><br />エリコ フォルミコラでは、ダブルのリネンジャケットにバンドカラーを合わせるスタイリングも。バンドの部分が白のクレリック調になっているので、カジュアルながらきれいめ感もしっかりキープできる。

ERRICO FORMICOLA
エリコ フォルミコラでは、ダブルのリネンジャケットにバンドカラーを合わせるスタイリングも。バンドの部分が白のクレリック調になっているので、カジュアルながらきれいめ感もしっかりキープできる。

<strong>L.B.M.1911</strong><br />ブラウン×イエロートーンも休日に映える合わせのひとつ。白のクルーニットの下にカラーシャツ、同系色のストールをアクセントに。

L.B.M.1911
ブラウン×イエロートーンも休日に映える合わせのひとつ。白のクルーニットの下にカラーシャツ、同系色のストールをアクセントに。

<strong>L.B.M.1911</strong><br />こちらは白を基調にイエローを差し色に効かせたコーディネート。白シャツ、白ジレだけだと少し淡白なので、ジャケットのペーンと同系色のイエローストールを挟むことで引き締まった。

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こちらは白を基調にイエローを差し色に効かせたコーディネート。白シャツ、白ジレだけだと少し淡白なので、ジャケットのペーンと同系色のイエローストールを挟むことで引き締まった。

<strong>L.B.M.1911</strong><br />バンドカラーの白シャツは、カラージレとも好相性。白シャツ単体をノータイで合わせるより、ジレを挟むことで間延びせずにキリっとまとまる。

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バンドカラーの白シャツは、カラージレとも好相性。白シャツ単体をノータイで合わせるより、ジレを挟むことで間延びせずにキリっとまとまる。

<strong>LARDINI</strong><br />休日スーツのドレスダウン。ラルディーニも、今回はノータイのコーディネートがかなり多かった。単体ではシックなブラウンやベージュスーツも、中にパイル地の開襟ポロやニットポロを合わせると、リゾートなどでも映えるエレガントなノータイスタイルが完成。

LARDINI
休日スーツのドレスダウン。ラルディーニも、今回はノータイのコーディネートがかなり多かった。単体ではシックなブラウンやベージュスーツも、中にパイル地の開襟ポロやニットポロを合わせると、リゾートなどでも映えるエレガントなノータイスタイルが完成。

<strong>SARTORIO</strong><br />サルトリオは、カラージャケットにコントラストを効かせた柄のニットポロ。ボタンを一番上まで留めると、きちんと感もUP。

SARTORIO
サルトリオは、カラージャケットにコントラストを効かせた柄のニットポロ。ボタンを一番上まで留めると、きちんと感もUP。

<strong>SARTORIO</strong><br />同じくサルトリオ。仕事のときは中をきっちりタイドアップしているグレーの無地ジャケットも、中に派手柄のニットポロをINすると、ガラリと表情を変えて存在感のある休日スタイルに。

SARTORIO
同じくサルトリオ。仕事のときは中をきっちりタイドアップしているグレーの無地ジャケットも、中に派手柄のニットポロをINすると、ガラリと表情を変えて存在感のある休日スタイルに。

<strong>DRAKE'S</strong><br />ドレイクスは、クレイジーパターンのカラーBDシャツに、ビビッドなカラーニットを肩掛け。ニットの色とシャツのストライプの色をリンクさせるのがコツだ。秋口の休日に真似してみたいスタイル。

DRAKE'S
ドレイクスは、クレイジーパターンのカラーBDシャツに、ビビッドなカラーニットを肩掛け。ニットの色とシャツのストライプの色をリンクさせるのがコツだ。秋口の休日に真似してみたいスタイル。

<strong>DRAKE'S</strong><br />同じく、ドレイクス。中のシャツをブルートーンのストライプで少しシンプルにした場合、肩かけニットは思い切ってビビッドな色で遊んでみるのもインパクトが出せて◎。

DRAKE'S
同じく、ドレイクス。中のシャツをブルートーンのストライプで少しシンプルにした場合、肩かけニットは思い切ってビビッドな色で遊んでみるのもインパクトが出せて◎。

<strong>BRUNELLO CUCINELLI</strong><br />シンプルな紺ジャケットをノータイで着崩すとき、カラフルなマドラスチェックシャツでメリハリを出すテク。秋口にも応用できそう。

BRUNELLO CUCINELLI
シンプルな紺ジャケットをノータイで着崩すとき、カラフルなマドラスチェックシャツでメリハリを出すテク。秋口にも応用できそう。

<strong>BRUNELLO CUCINELLI</strong><br />マドラスチェックのシャツ、ベージュジャケットのような淡色に対する合わせとしても、胸元に存在感が出て有効だ。

BRUNELLO CUCINELLI
マドラスチェックのシャツ、ベージュジャケットのような淡色に対する合わせとしても、胸元に存在感が出て有効だ。

<strong>BRUNELLO CUCINELLI</strong><br />バンドカラーのカラーシャツも、1枚持っておくとこの秋、重宝しそう。ジャケットの上に、スポーティなアウターを羽織るのも上級のアレンジテクとして覚えておきたい。

BRUNELLO CUCINELLI
バンドカラーのカラーシャツも、1枚持っておくとこの秋、重宝しそう。ジャケットの上に、スポーティなアウターを羽織るのも上級のアレンジテクとして覚えておきたい。

<strong>TAGLIATORE</strong><br />タリアトーレが打ち出した、シアサッカーのカジュアルフォーマルスタイルも、インナーはバンドカラーのシャツ&スカーフという合わせ。昼間のカジュアルなパーティ時の着こなしなどに活用したい。

TAGLIATORE
タリアトーレが打ち出した、シアサッカーのカジュアルフォーマルスタイルも、インナーはバンドカラーのシャツ&スカーフという合わせ。昼間のカジュアルなパーティ時の着こなしなどに活用したい。

<strong>BELVEST</strong><br />ベルヴェストも、かなりライトなバティックプリント調のシャツジャケットを提案。これくらいライトなジャケットなら、やはりタイドアップよりも白ポロくらいがちょうどいい。

BELVEST
ベルヴェストも、かなりライトなバティックプリント調のシャツジャケットを提案。これくらいライトなジャケットなら、やはりタイドアップよりも白ポロくらいがちょうどいい。

<strong>BELVEST</strong><br />ベージュのエレガントなジャケットに、ダークブラウンのバンドカラーシャツ。中を濃いめにすることでノータイでもシックな印象に。

BELVEST
ベージュのエレガントなジャケットに、ダークブラウンのバンドカラーシャツ。中を濃いめにすることでノータイでもシックな印象に。

<strong>DE PETRILLO</strong><br />開襟シャツの襟を出して着るとき、ソリッドな無地よりもこのようなメランジ調の生地感だと、襟元に表情が出て洒落度UP。

DE PETRILLO
開襟シャツの襟を出して着るとき、ソリッドな無地よりもこのようなメランジ調の生地感だと、襟元に表情が出て洒落度UP。

<strong>DE PETRILLO</strong><br />難易度の高い白ジャケットも、グレーの開襟シャツでモノトーン中にまとめるとシックな印象に。

DE PETRILLO
難易度の高い白ジャケットも、グレーの開襟シャツでモノトーン中にまとめるとシックな印象に。

<strong>DE PETRILLO</strong><br />デ ペトリロも、かなり開襟シャツのコーディネートが多かった。無地ジャケットに合わせるなら、このような太幅ストライプもインパクトあり。

DE PETRILLO
デ ペトリロも、かなり開襟シャツのコーディネートが多かった。無地ジャケットに合わせるなら、このような太幅ストライプもインパクトあり。

<strong>DE PETRILLO</strong><br />逆にジャケットが派手柄なら、中のシャツは無地がベター。シャツはジャケットのペーンの柄を上手く拾うと、視覚的にバランスよくまとまる。

DE PETRILLO
逆にジャケットが派手柄なら、中のシャツは無地がベター。シャツはジャケットのペーンの柄を上手く拾うと、視覚的にバランスよくまとまる。

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