「オールデンのカーフ製タッセルモカシン」、30年履きこんだら、こんな味!

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装いに一家言を持っているファッション業界人たちが、自分らしさを深めてきた愛用品とは? ともに時間を共有し、歴史を刻んできたモノへの思い入れやエピソードを語ってもらった。

ALDEN
オールデンのカーフ製タッセルモカシン

オールデンのカーフ製タッセルモカシン
コードバン靴で知られるオールデンだが、繊細なカーフの履きジワを好むという斉藤さん。靴墨を使って丁寧に履いていくことで唯一無二の輝きが宿る。9万6000円(ラコタハウス青山店)

「大味に見えるけれど、実は繊細。30年変わらぬ美しい顔に惚れ惚れ」
チューブ代表 斉藤久夫さん

「オールデンの魅力はコードバン靴にありますが、私はシワの入り方がより繊細で綺麗なカーフに惹かれました。30年前は明るい茶色でしたが、黒色クリームで、徐々に深みのある茶にしていきました。履きジワもキーパーを入れながら、長年掛けて思い描く表情に。長年連れ添っても、履き口が伸びてだらしなくなっていないのは、緻密にしっかり作ってある証。ローファーは米国製に限りますね」



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年7・8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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