M.E.編集部員が惚れた「Art」な既製スーツ&ジャケットはコレだ!

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既製服ブランドの中にも、独特な生地表現やデザインが光る”Art”な新作が沢山。編集長&特集担当が”これは着たい!”と惚れ込んだ一着をリコメンド。

個性も安心感もあるコンサバな攻めがいい
BOGLIOLI / ボリオリの「Kジャケット」

ボリオリの「Kジャケット」
ジャケット13万3000円(ボリオリ 東京店) シャツ2万1000円/ギ ローバー(ビームスハウス 丸の内) タイ1万2000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) メガネ3万7000円/ルノア(ザ・パークサイド・ルーム)

編集長 金森 陽 が惚れた一着

編集長 金森 陽

「一段上のコンサバを標榜するM.E.編集長としては、独自性と安心感のバランスに惹かれます。こちらはボルドー・黒・ベージュの糸を織り交ぜて品よく攻めたメランジ感がいいですね。そして、バルキーなのに軽い。ウール73%+ナイロン27%と化繊の混率をあえて高めて、独特なタッチを表現した点も感心」




アメリカを思わせるラペルの表情がユニーク
CANALI / カナーリの「Kei」

カナーリの「Kei」
スーツ24万5000円(バーニーズ ニューヨーク) ニットポロ2万円/ビームスF、チーフ6800円/エレディ キャリーニ(以上ビームス ハウス 丸の内) メガネ4万円/オリバーゴールドスミス フォー コンティニュエ(コンティニュエ)

クルマ・ファッション担当 中谷正史 が惚れた一着

クルマ・ファッション担当 中谷正史

「カナーリはクラシックなイタリアンスーツというイメージがあっただけに、この一着は印象的でした。仕立てはイタリアらしく手縫いを多用したアンコンなのですが、ラペルの表情が独特。小ぶりでゴージ低めで、スポーティなラペルステッチ。米国スーツを思わせる佇まいがユニークですね」




驚くほど柔らかな肌触りのトリコ
CARUSO / カルーゾのコーデュロイスーツ

カルーゾのコーデュロイスーツ
スーツ19万8000円(シップス 銀座店) シャツ2万3000円/ギ ローバー、タイ1万8500円/ルイジ ボレッリ、チーフ7800円/ニッキー(以上シップス 銀座店)

ファッション担当 伊澤一臣 が惚れた一着

ファッション担当 伊澤一臣

「この秋コーデュロイスーツは沢山見たのですが、カルーゾのこちらはとりわけ魅力的。なんといっても、肌触りがトロトロで最高に気持ちいいのです。カシミヤ混の上質ウールを細畝に織った生地で、ドレープ感もエレガント。決して野暮ったく見えない、洗練されたコーデュロイスーツにゾッコンです」




トラッドなのにモダン、不思議な素材使いです
SANTANI-ELLO / サンタニエッロのチェックジャケット

サンタニエッロのチェックジャケット
ジャケット7万9000円(ラ ガゼッタ 1987 青山店) ニット3万4000円、チーフ8500円/以上タリアトーレ(トレメッツォ)

ファッション担当 小曽根広光 が惚れた一着

ファッション担当 小曽根広光

「モダナイズ具合に惚れた一着。英国チェック風の柄ですが、茶の濃淡による色使いにイタリアらしい甘さがあって、トラッドに傾きすぎず着こなしやすい。ツイード的なドライ感がありつつ、ウール・コットン・化繊のミックスでライトな肌触りも面白いですね。この価格でイタリア製なのも魅力」




※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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