「ニット」使いで、スーツやジャケットをお洒落に見せるテクニックは?【Mr.Davidに学ぶ10の実例】
冬の華といえばニット。なかでも黒タートルなどの定番ニットは、無限に着こなせる可能性を秘めている。そこでニットの新しい着こなしを探るべく、モデルにしてインフルエンサーのMr.Davidの着こなしをチェック。秋冬の着こなしを面白くする「この手があったか!」的なニット技にご注目。
Instagram:Mr David @mr_david_style
Mr.David Diary vol.6: https://www.mens-ex.jp/column/feature/181107_9467.html
1.内勤の日はこんな黒尽くしで
黒のタートルニットに合わせたのは、白黒のグレンチェックジャケットとグレーパンツ。黒系で統一した緊張感と、冬らしく温かみのある素材感が好バランスで、胸ポケットのサングラスを外せばウォームビズにもおすすめの着こなしだ。
2.休日も黒尽くし
一見すると1と同じ黒尽くしだが、こちらはジャケットが千鳥格子。胸ポケットにはシルクチーフを挿したことで、黒タートルがより柔らかい印象になっている。女の子とのカラーコーデも決まって、カラオケの息もピッタリ。
3.黒タートルはお助けマン
勢いで買ったトレンドの英国調チェックジャケット、一体どう着れば!? そんな困ったときこそ黒タートル。どんな着慣れないジャケットも、自分のものにして着こなすことができる。
4.スカーフとベルトで一新
タートルの首元にほんの少しだけスカーフを覗かせる技は、お洒落の常套手段。ベルト付きのアウターを羽織って、ベルトをラフに巻く着こなしもしかり。スカーフやベルトは綺麗に巻くというよりは、多少ねじれているぐらいがかっこいい。
5.明色ニットは特効薬
顔色をよく見せる明色ニットは、ミドル世代こそ積極的に取り入れるべき。肩からラフに掛けるなどして、顔周りに色を添えれば効果てきめん。ここではチェックジャケットの赤と、ニットの赤をリンクさせたのもポイント。全身の統一感を高めている。
6.侮れない白のレフ板効果
茶のダウンブルゾンから覗かせた白タートルが、レフ板のように顔色を明るく演出。シミや小ジワも飛ばしてくれるかも!? タートル部分はきっちり折り返すのではなく、適当にたるませるのも着慣れた感じを演出するコツだ。
7.アースカラーは掛け算で
単品では老け見えしがちなアースカラーだが、ベージュニット×カーキジャケットのように、2色以上用いると配色上手に見える。ティアドロップのサングラスや首から提げたドッグホイッスルなど、Davidはカラフルな小物使いも巧みだ。
8.引き算の美学
ボルドーのニットポロと、同じくボルドーのストライプジャケット。こんな同系色コーディネートはもはや流行を超越して、すっかり定着。盛りすぎないこんな引き算コーディネートも、是非見習いたいところ。
9.カジュアルルックを引き締めるネイビークルーニット
白ジャケットなど、淡色のカジュアルな雰囲気の休日ジャケットは、顔がぼやけがちなのでインナーにダークトーンのニットを挟んでみよう。ハイゲージのネイビーニットなら、ビジネスシーンにも使えて有効。中に白Tを覗かせるとさらに爽やかに。
10.ニットベストなら印象ソフト
お洒落と防寒を兼ねてジャケット下にベストを着込むときは、こんなニット地にすると柔らかい印象になる。こちらはニットベストの赤い縁取りとリンクさせた、チェックネクタイが粋。