大胆に「貸切りにする」という極上体験に想いを馳せて

■成熟するニセコの一山貸し
■進化する白馬の一棟借り

まだ冬のバカンスの話は気が早いのでは？と驚く方も多いだろう。だが今回提案するのは、日本が誇るウィンターリゾートエリアのニセコと白馬での過ごし方。近年国外の来訪者がますます増え、直前の宿泊予約は難しい。そこで味わえる格別に贅沢な体験を紹介する。

まずは、世界屈指のパウダースノーで知られ、多くのスキーヤーが訪れるニセコ。そこではなんと、雪山を貸切りにしてパウダースノーを独り占めする「キャットスキーツアー」ができるのだ。キャット（雪上車）で山を登った先に待つのは、雪山の絶景と手付かずの柔らかい雪。極上のスキーアクティビティを求める方にとってこれ以上の幸せはないだろう。また、ニセコでは今後ますます外資系ラグジュアリーホテルのオープンラッシュが控えており、より充実した宿泊環境が整うという。

一方で今、様々なリゾートエリアを知る観光客が熱い視線を注いでいるのが白馬だ。ここでは、ラグジュアリーな別荘を一棟丸ごと貸切りにして、我が家のようにゆっくりとバカンスを過ごす人が増えつつあるのだ。特に江戸時代の古民家を改装したリゾート別荘「旅籠丸八」は、高級感ある和モダン空間と白馬の雪景色の組み合わせが絶妙だ。味わい深い独特の冬バカンスを堪能できるだろう。

これらの極上体験に想いを馳せ、待ち遠しいホリデーシーズンについて一計を企てる。そんな週末のひと時もまた至福だろう。