フェラーリ初のPHEV「SF90ストラダーレ」に高まる期待。数値を見るだけでワクワクがとまらない!

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コクピットには16インチの世界初となる湾曲したスクリーンを採用。必要な情報が整理されて表示されるが、デフォルトでは中央に回転計が描き出される。また新たにヘッドアップディスプレイも採用された。そしてステアリングホイールには触感フィードバック付きのタッチスイッチが備わり、様々な操作を両手を離すことなく完結させることができる。

スペックも、メカニズムも、デザインも、魅力的なSF90ストラダーレだが、デイリーユースの実用性には懸念もある。フロントフード内が電気モーターで占拠されたことからラゲッジスペースが小さく、スペックシートには74ℓ+リアシェルフ20ℓという数字が記されるのみなのだ。488GTBではフロントに230ℓが確保されていたことを思うと、だいぶ小さい。フェラーリとして初めて、標準仕様車のほかASSET FIORANOと呼ばれるトラックエディションを最初から用意しているが、それだけに標準仕様車にはそれなりの実用性を期待したいが......いや、限定モデルではなくラインナップの頂点に君臨する存在として、3,910万の812スーパーファストを大きく上回る値付けが予想される1台だけに、そういうことはあまり考慮しなくてもいいのかもしれない。

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重箱の隅をつつくような話をしてしまったが、それもこれもSF90ストラダーレが、こうして写真を眺めスペックを見やるだけでも、とんでもなく魅力的なクルマだからに他ならない。今はただ実際にステアリングを握ることができる日が来るのを、楽しみに待ちたいと思う。話は、それからである。

文/島下泰久 Yasuhisa Shimashita

サステナ主宰
モータージャーナリスト
2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

1972年神奈川県生まれ。燃料電池自動車や電気自動車などの先進環境技術、そして自動運転技術を中心に、走行性能、ブランド論までクルマを取り巻くあらゆる事象をカバー。自動車専門、ライフスタイル系などのwebメディアをはじめ、専門誌、一般誌、ファッション誌などの雑誌に精力的に寄稿している。また並行して講演活動、テレビ、ラジオなどへの出演も行なう。
海外モーターショー取材、海外メーカー国際試乗会へも頻繁に参加しており、年間渡航回数は20回を超える。 2011年6月発行の2011年版より、徳大寺有恒氏との共著として「間違いだらけのクルマ選び」の執筆に加わる。2016年版より単独での執筆になり今に至る。
最新刊は「2019年版 間違いだらけのクルマ選び」。
2016年にサステナをオープン。主筆として一般自動車専門誌、webサイトとは違った角度から、未来のクルマと社会を考察中。

サステナ(SUSTAINA)とは?

まっすぐおもう、未来のコト。 モータージャーナリスト島下泰久氏が主宰を務める、「クルマが目指す未来」を主軸に先進環境技術やそれを取り巻く社会の変化など、あらゆる事象を追うウェブメディア。

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