メルセデス・ベンツ Gクラスで「鉄道写真」の撮影スポット探しの旅へ

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【メルセデス・ベンツ Gクラス×フォトグラフィング】
クルマでいったい何しよう♪ 大人の車会見学

今回のテーマは「鉄道写真」である。古くから趣味として親しまれてきたこの深い世界を堪能するために目指したのは栃木県の真岡鐵道が走る真岡市。狙うは王道「SL」、その旅の相棒にはSL同様にその変わらぬデザイン、特徴で愛されるメルセデス・ベンツのGクラスを選んだ。

メルセデス・ベンツGクラス×フォトグラフィング


モータージャーナリスト 岡崎五朗さん

モータージャーナリスト
岡崎五朗

本誌お馴染みの人気モータージャーナリスト。新しい世界を堪能すべく、今回は初の「撮り鉄」にチャレンジ。

緊張感を楽しむ1日2回のシャッターチャンス

今回のアクティビティは以前からスタッフの中で話に出ていた鉄道写真を選んだ。最近、古い名列車が維持費の問題で続々と引退しているのだという。いまその魅力を味わっておかなければ!という思いで目指したのはSLで有名な栃木県の真岡(もおか)鐵道。SL以外にも魅力的な鉄道はたくさんあるのだろうが、われわれのような初心者がまず押さえておくべきはやはりSLだろう。

まずは鉄道写真の基礎から勉強する。幸いこの企画で撮影をお願いしている河野敦樹カメラマンは鉄道写真の経験も豊富。まずSLは走る時刻が決まっていて、真岡鐵道の場合は土日の午前と午後の一本ずつ。大事なのは日の向き、ロケーション、そして雄々しく煙を吐きながら走っているかどうか。これらの条件が揃った写真が一般的に「良いSL写真」であり、世間の鉄道ファンはみなそれを第一目標にする。

写真はそもそも自然との闘いであり、そこには天候という運が必要となる。加えて今回は「煙」という条件も入る。しかもこの煙は基本上り坂でパワーを必要とする時にのみ出るもので、その場所は限られる。さらに言うと出る煙の量は運転士のさじ加減次第で、基本はあまり出さないもの。モクモクと立ちのぼる大量の煙は鉄道ファンへのサービスという側面が強いのだという。まさに運がよければ拝める、というギャンブル的なものなのだ。

鉄道写真の一番大事なテクニックは?という問いに対する河野カメラマンの答えは、意外にも「撮影マナー」だった。他の人に迷惑をかけないように配慮し、時には譲る精神も大切。

2024

VOL.341

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