マツダ・ロードスターが生誕30年記念モデルを限定発売

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MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition

2座スポーツの世界を救った初代ロードスターの偉業

日本には今も世界から高い評価を得ている名車が存在している。日本の自動車メーカーが当時の技術を駆使して作ったクルマ、例えば1960年代のトヨタ2000GT、日本車初のスーパーカーと言われた日産NSX、高性能スポーツカーのGT-Rシリーズ、世界で唯一実用化されたロータリーエンジンを積んだRX-7......。実は今でも日本より世界のほうがこれらのクルマへの評価が高い。実際、日本では見かけなくなった80、90年代の日本のクルマたちは、むしろ北米で見かけられるようになっている(古いクルマになると右ハンドル車も北米でのナンバーが取得できるようになるため)。

そしてそういったクルマたちの中でも一際輝くクルマがある。名シリーズ、マツダのロードスターである。今年デビュー30周年を迎えるこのオープンモデルは、世界の自動車史に多大な影響を与えたことでも知られている。

ロードスターの初代、2代目、3代目
左上から時計方向に、初代、3代目、2代目、一番手前が現行モデルとなる。累計販売台数は2座スポーツとしては異例とも言える100万台超えの傑作シリーズである。

初代ロードスターが登場したのは1989年。日本ではマツダの販売店「ユーノス」から発売された。手頃な価格設定で買える2座オープンで、作りはシンプルながら愛着がわき、なによりその軽快な走りで自動車好きを熱狂させた。デビューの翌年にはスポーツカーでは異例の世界販売台数9万台超えを達成し、それ以降も1998年に2代目、2005年に3代目、2015年に4代目の現行型へと進化。シリーズ累計販売台数は100万台を超える長寿モデルとなっている。実は当時、軽くて楽しい2座のオープンカーというカテゴリーは、あくまで「男の夢物語」あり、世界的に販売台数が激減し車種も減ってしまったいたのだ。しかしロードスターの登場でそのカテゴリーは一気に活性化。世界中の自動車メーカーが次々に2座オープンの新作を発売するという流れをも生み出した。

MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition
ソフトトップとハードトップを合わせて世界3000台の限定発売となるMAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition。MX-5はロードスターの海外での名称である。

そして今年、生誕30年を記念して世界限定3000台(ソフトトップとハードトップ合わせて)の限定車が発売された。車名はロードスターの海外での名前を使った「MAZDA MX-5 Miata 30th Anniversary Edition」。MX-5を育ててくれたすべての人々に感謝の気持ちを伝えるために作られたというこのモデル。ボディカラーは夕日をイメージしたレーシングオレンジで、専用の鍛造アルミホイールやシリアルナンバー付きオーナメント、レカロ製シートやブレンボキャリパーなど、各カテゴリーのトップブランドが作ったオリジナルパーツが多数用意される。

ビルシュタイン製のサスペンションやブレンボ製キャリパーといった特別装備を用意。他にもBOSE製のサウンドシステムやアルカンターラのドアパネル、インパネなどが設定される。

ビルシュタイン製のサスペンションやブレンボ製キャリパーといった特別装備を用意。他にもBOSE製のサウンドシステムやアルカンターラのドアパネル、インパネなどが設定される。

シートはスポーツシートの老舗、ドイツのレカロ製。シート表皮もインテリアに合わせてアルカンターラが使用される。

シートはスポーツシートの老舗、ドイツのレカロ製。シート表皮もインテリアに合わせてアルカンターラが使用される。

ホイールは日本の鍛造ホイールメーカーであるレイズ製「ZE40 RS30」。ブレーキキャリパーもボディに合わせてオレンジに塗装されている。

ホイールは日本の鍛造ホイールメーカーであるレイズ製「ZE40 RS30」。ブレーキキャリパーもボディに合わせてオレンジに塗装されている。

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