韓国ソウル出張で泊まりたいマリオット系列の「新感覚ホテル」4選

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ナイトライフ重視のホテルブランド

クリーンで寛げる雰囲気のアロフトの客室
刺激的なライブスペースとは裏腹に、クリーンで寛げる雰囲気のアロフトの客室。

これまで紹介してきたソウル市内の3ブランド3軒のホテルが、普遍的なホスピタリティに基づくクラシックなサービスを基本としている一方で、よりライフスタイル寄りの斬新な提案をするのが「アロフト」。デジタル・ネイティブと音楽をコンセプトの中心に据え、ストリートフードや繁華街で知られる明洞エリアに、「アロフト・ソウル明洞」がある。

ホテルバーとライブ・スペース
アロフトのロビーの向かい側では、ホテルバーとライブ・スペースがセットになっている。

アロフトがユニークなのは、ハプニングや他のツーリストらとの社交を楽しむことも、サービスの一環に採り入れている点だ。ロビーフロアにはライブ・スペースとバー「WXYZ」があって、頻繁に地元もしくは他から招待されたミュージシャンたちのライブが行われている。宿泊客が気軽に足を運べる定期的なライブと並行して、アロフトの展開する国々から選りすぐられたミュージシャンたちが審査員や一般投票からの獲得ポイントを競い、年間チャンピオンをプロデビューさせる「プロジェクト・アロフト・スター」も行われている。

v韓国のヒップホップシンガー、SAAY
アロフト・スター・プロジェクトの勝者には、ユニバーサル・ミュージックでプロデビューが約束される。写真は韓国のR&Bシンガー、SAAY。視聴はwww.projectaloftstarasia.com/ でも可。

当然、気に入ったミュージシャンを見つけたら、その後もインターネットを介して繋がることができる。いわばライブハウスとTVリアリティが、同時にホテルで楽しめるのだ。もちろんホテルとして、宿泊するという機能に欠けるところは何もない。ピクセルをモチーフとしながら温かい雰囲気の内装も独特で、変わったところでは部屋から絵文字コマンドによるルームサービスも頼むことができる。よく遊び、よく休むことのできる空間なのだ。

リオット・インターナショナルのアジア太平洋地域ブランド&マーケティング担当ヴァイスプレジデントで、セレクトサービスを説明する マイク・ファーカーソン氏
マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域ブランド&マーケティング担当ヴァイスプレジデントで、セレクトサービスを説明する マイク・ファーカーソン氏。

ところで「アロフト・ホテル」が「マリオット系列」であることをブランド名の中で名のらないのは、あえてそうしたからだそう。「変わったホテルだからマリオットのひとつであると知ると、驚くカスタマーも多いです」と、アジア太平洋地域ブランド&マーケティング担当ヴァイスプレジデントのマイク・ファーカーソンは笑う。

「人々が旅行をする理由は現在、色々とあります。そしてサービスとは、コストによって得られる経験とは別ものであって、それを手に入れるためのコストの多寡は人によって判断基準が違います。でも誰にとってもいえることは、必ずしもエクスペンシヴである必要はないんです。ようは、多種多様なマインドセットがあって、価値を感じてもらえるポイント、つまりプライシング・ポイントも異なるわけです」

これこそが、4つのセレクトサービスを考え、生み出すに至った出発点という。ある程度、図式的になることを承知で、それぞれのホテルブランドのユーザー像を語ってもらった。

顧客のイメージに身を包んだモデルたちが登場した、キャットウォークの様子
各セレクトサービスのホテルブランドごとの、顧客のイメージに身を包んだモデルたちが登場した、キャットウォークの様子。

「コートヤード・バイ・マリオットは、基本的にはビジネス・トラベラーでしょうね。出張中も自身が落ち着くコンディション、静けさや快適な環境を求める方向きです。フォーポイントバイシェラトンは、同じくビジネス・トラベラーでもハードワーカー向けでしょう。仕事の後の美味しい一杯も、空いた時間のショッピングも、ビジネス仲間との打ち上げも、すべて楽しみたい方。フェアフィールド・バイ・マリオットは、同じくビジネス・トラベラーでも、もっとエッセンシャルなところに集中したい方々。あるいは家族連れ向きです。最後に、アロフトは、音楽とライブパフォーマンスが特徴ですから、音楽好きでデジタルに詳しくてパーティ好きの方。年齢層は若めというより、ヤング・アット・ハートな人々でしょう」

そして気になるのは、これらセレクトサービスの日本展開だが、
「フォーポイントバイシェラトンが2018年11月に名古屋で新たにオープンしました。またフェアフィールドは積水ハウスとパートナーを組み、道の駅に15軒展開予定です。また今回の4ホテルはそれぞれアイテムとしては韓国のものを用いていますが、少し先の話ながら2020年には、銀座に日本のデザインテイストにフォーカスしたホテルを計画しています。楽しみにしていて下さい」



撮影/Marriott International、南陽一浩 取材・文/南陽一浩



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