スーツが似合うカラダになる”服筋”#10 レッグバランスで基礎代謝力を向上させる

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“スーツが似合うしなやかで強い身体”。男性なら誰しもが手に入れたいと思う理想のスタイルだ。スーツ映えするシルエットを作るキーパーツを一つ一つ取り上げながら、着実に攻略するための実践メソッドをトレーナーの森 俊憲さんに教えていただく。

レッグバランスで基礎代謝力を向上させる

今月の服筋は「脊柱起立筋群、大臀筋、三角筋」

森 俊憲さん

教えてくれる人
森 俊憲さん

ボディクエスト代表。独自のWEBシステムや専用アプリを開発し、自宅に居ながらパーソナルトレーニングを受けられるフィットネスサービスを展開。これまでに1万3000人以上へのトレーニングを行う。
ホームページ:http://bodyquest.jp/

背中側もきちんと鍛えて、裏表のないボディを作る

胸や腹筋といった、いわゆる体の表側と比べ、普段自分の目が届かない分、軽視しがちなのが背中側の筋肉群。しかし、決して軽視してはならない。

「体は表と裏を等しく鍛えることでバランスが保てるようになっています。たとえば、体重のおよそ8~13%ほどの重さがあるといわれている頭部。これを私たちがしっかり支えていられるのは、背筋の力で上体を起こしているからです」と森さんは言う。しかしそれも、筋肉のバランスが保たれていればこそ。自分の目に見える範囲のみに意識がいき過ぎてしまい、腹筋ばかりを鍛えてしまった場合、正しい姿勢は保たれず、猫背になってしまいがちになるのだ。それに加えて、筋肉のアンバランスをカバーしようとするため、首や肩などに必要以上の負荷がかかり、結果、肩こりや腰痛などを引き起こす原因となる可能性だってある。脊柱起立筋群や三角筋、大腿筋など、つまり背中、ヒップ、太もももきちんとトレーニングしてバランスを保つことが大切だというわけだ。「レッグバランスを続けていくと、身体の裏側の筋肉や体幹がほど良く刺激され、背中の引き締めはもちろん、ヒップや二の腕などにも効き、しなやかで美しいラインが養えます。もちろん基礎代謝も効果的に向上するので、余分な体脂肪も燃焼しやすくなるという効果もあります」。

背すじの伸びた色気のある背中。そんな魅力的な後ろ姿を作るための効果的なトレーニングでもあるのだ。大人の男として見栄えのするバックスタイルを目指したい。

<b>Step 1</b><hr>真っ直ぐに立ち、胸の前で手を合わせる

Step 1
真っ直ぐに立ち、胸の前で手を合わせる

<b>Step 2</b><hr>ゆっくりと両腕を前方に伸ばすと同時に片脚を後ろに伸ばす。この時に、背中の筋肉をしっかりと使うように意識

Step 2
ゆっくりと両腕を前方に伸ばすと同時に片脚を後ろに伸ばす。この時に、背中の筋肉をしっかりと使うように意識

<b>Step 3</b><hr>床と平行になるように体を伸ばしたら、ここで一旦1〜2秒静止

Step 3
床と平行になるように体を伸ばしたら、ここで一旦1〜2秒静止

2024

VOL.341

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