「Dyson Lightcycle」を使って、世界No.1靴磨き職人・長谷川裕也さんがシューシャインを実演!

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ダイソンライトサイクル
「ブリフトアッシュ」 長谷川裕也さん
1984年生まれ。独学で磨いたテクニックと持ち前の人柄を武器に、20歳のときに路上で靴磨きを開始。口コミや自ら立ち上げたウェブサイト「靴磨き.com」などを通して評判が高まり、2008年、南青山に「ブリフトアッシュ」をオープン。お客様がバー風のカウンターに座り、職人が目の前で靴を磨いていくという新しいスタイルを考案し、「本格靴磨き」というジャンルを確立する。2017年にはイギリスで行われた靴磨きの世界大会「ワールドチャンピオンシップ」で見事、世界チャンピオンに輝いた。

これまで3回にわたって幅広い使い方をご紹介してきた「Dyson Lightcycle™(ライトサイクル)タスクライト」(以下Lightcycle)」。光量だけでなく色温度(暖色・寒色)を自由に調節でき、スマートフォンの専用アプリと連動させて位置情報を入力すれば、その時・その場所の太陽光を再現して室内を照らせるという驚きの機能も備えている。

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この革新的ライトを実際に使って、靴磨き職人の長谷川裕也さんが実際にシューシャインを実演する「Dyson Lightcycle × シューシャインNight」が7月11日、Dyson Demo 表参道にて開催された。

ダイソンライトサイクル
「Dyson Demo 表参道」の店内。

まずは、ダイソンの内山さんからDyson Lightcycleの製品特徴を詳しくご紹介!

ダイソンライトサイクル
「ダイソンというと、掃除機や空気清浄機のイメージが強い人が多いかもしれないですが、実はライトも作っているんです」と、ダイソンの内山さん。この「Dyson Lightcycle」は、創業者ジェームズ・ダイソン氏の息子であるジェイク・ダイソン氏が開発した。
活動的な日中の生活に適しているのは、太陽光に近い光。そんなときは白い光に。

活動的な日中の生活に適しているのは、太陽光に近い光。そんなときは白い光に。

徐々に陽が暮れてくると、夕陽になって夜に。そうすると人間はリラックスしたい気持ちになるので暖色系の光が適している。そんなときにはオレンジ系の光に。

徐々に陽が暮れてくると、夕陽になって夜に。そうすると人間はリラックスしたい気持ちになるので暖色系の光が適している。そんなときにはオレンジ系の光に。

GPSの位置情報を元に、現在地の日時に合わせて照明の明るさと色温度を自動調節してくれる「シンクロ設定」が便利。そのほかには起床時刻の30分前から、徐々に自然光のように明るく照らしていってくれる「アラーム設定」などの機能もあり。

GPSの位置情報を元に、現在地の日時に合わせて照明の明るさと色温度を自動調節してくれる「シンクロ設定」が便利。そのほかには起床時刻の30分前から、徐々に自然光のように明るく照らしていってくれる「アラーム設定」などの機能もあり。

仕事、家、読書など、いろいろなシーンに寄り添って光の設定を保存できるのも◎。

仕事、家、読書など、いろいろなシーンに寄り添って光の設定を保存できるのも◎。

「白い光の下で、靴の最初の状態をしっかり確認します」

「白い光の下で、靴の最初の状態をしっかり確認します」

「靴磨きで大事な工程は、汚れ落とし→栄養補給→艶出しの3つ。最初の汚れ落としは、まず全体のホコリをブラッシングで払った後に、クリーナーで汚れを落としていきます」

「靴磨きで大事な工程は、汚れ落とし→栄養補給→艶出しの3つ。最初の汚れ落としは、まず全体のホコリをブラッシングで払った後に、クリーナーで汚れを落としていきます」

指に布を巻きつけ、ペースト状のクリーナーで磨いて汚れを落していく。

指に布を巻きつけ、ペースト状のクリーナーで磨いて汚れを落していく。

「シューシャインは、ショーだと思ってやっている」と長谷川さん。「お客様には、ドリンクを飲みながらリラックスして見ていて欲しいので、作業をはじめたら暖色系の光に切り替えます」

「シューシャインは、ショーだと思ってやっている」と長谷川さん。「お客様には、ドリンクを飲みながらリラックスして見ていて欲しいので、作業をはじめたら暖色系の光に切り替えます」

汚れ落としのポイントは、「優しく、しつこく」。徐々に徐々に拭いていく。それによって、革の色を落としすぎずに汚れを落とすことができる。

汚れ落としのポイントは、「優しく、しつこく」。徐々に徐々に拭いていく。それによって、革の色を落としすぎずに汚れを落とすことができる。

指にクリームを直につけてしっかり塗り込んでいく。

指にクリームを直につけてしっかり塗り込んでいく。

「Dyson Lightcycle」は、光を均一に照らしてくれるので革の状態も見やすい。

「Dyson Lightcycle」は、光を均一に照らしてくれるので革の状態も見やすい。

鏡面磨きに使う布は、起毛したネル生地などがおすすめ。

鏡面磨きに使う布は、起毛したネル生地などがおすすめ。

鏡面磨きも「優しく・しつこく」がコツ。タッチの力の強さは「ATMのボタンを押すくらいの力」がちょうど良いのだとか。

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「所作の美しさを大切にする」という長谷川さん。汚れていない薬指や小指1本で、光の明るさをワンタッチで操作できるのも魅力だ。

「所作の美しさを大切にする」という長谷川さん。汚れていない薬指や小指1本で、光の明るさをワンタッチで操作できるのも魅力だ。

バーの高さの上げ下げも、磨きの所作の流れの一貫として指1本でスムースに行うことができる。

バーの高さの上げ下げも、磨きの所作の流れの一貫として指1本でスムースに行うことができる。

靴の鏡面磨きは、「革の目を埋めていく」作業。指にまきつけた布に水と3〜4滴つけて磨き、それからワックスを少量取って交互に磨いていく。これを交互に繰り返していく。

靴の鏡面磨きは、「革の目を埋めていく」作業。指にまきつけた布に水と3〜4滴つけて磨き、それからワックスを少量取って交互に磨いていく。これを交互に繰り返していく。

コバの隙間も、見落とさないようにしっかり磨く。

コバの隙間も、見落とさないようにしっかり磨く。

そこにライトを当て、光具合を確認。毛穴の凹凸を確認するときは、光量を大きくする。光っていないところは、革の目が埋まっていないということになる。その光っていないところをピンポイントで認識しながら、磨きを続けていく。

そこにライトを当て、光具合を確認。毛穴の凹凸を確認するときは、光量を大きくする。光っていないところは、革の目が埋まっていないということになる。その光っていないところをピンポイントで認識しながら、磨きを続けていく。

水とワックスを交互につけて磨く……これを100回くらい繰り返すと、革の目の凹凸も埋まり、ピカピカに美しい鏡面が完成する。

水とワックスを交互につけて磨く……これを100回くらい繰り返すと、革の目の凹凸も埋まり、ピカピカに美しい鏡面が完成する。

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