【ファッション履歴書】アイネックス 代表 仙田 剛さんの場合

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お洒落なあの人のファッション履歴書

メンズファッション業界にはお洒落なだけでなく、とても個性的な生き方をしている人がたくさんいる。この連載では、いま注目の業界人のファッション履歴を通じ、各人の人間的な魅力に迫ってみたい。

第六回 アイネックス 代表 仙田 剛さん

ファッション履歴書

Profile
仙田 剛(せんだ つよし)さん/アイネックス 代表

1959年石川県生まれ。高校を卒業後、東京の服飾専門学校に進学するが中退し、地元へ戻る。アルバイト生活を経てアイネックスの前身である伊藤洋品に入社。商品開発、営業を積極的にこなし、頭角を現す。50歳の時に先代から会社を継承し現職。

出発点は高校一年で出会ったアイビー

アイネックスの仙田 剛さんは、とにかく朗らかと言う言葉がぴったりの方である。取材中も軽妙なトークで、聞く者をとにかく飽きさせない。企画から営業まで、なんでもそつなくこなしておられたのもうなずける。

さて、そんな仙田さんのお生まれは能登半島の石川県・七尾。「海にも山にも近い。でも田んぼしかない。スーパーも信号もないし、動物しかいない(笑)」と仙田さん。ないないづくしの自然に恵まれた環境で、走り回って魚を捕まえてと楽しい幼少期を過ごした仙田さんの幸運は、お洒落なおじい様と叔父様がいらしたことだ。

「母方の祖父と叔父が洋服好きでした。市会議員をしていた叔父は英国生地でしかスーツを仕立てなかったというので洒落者だったと思います。でも私は四人兄弟の末っ子でいつも兄や姉のおさがりを着せられていました。母親に着せられるものは、なぜか茶系の服が多かったなぁ」

コラム:ショールームを拝見Part1

アイネックスのショールームの様子をご紹介。



当然ながら、さまざまなブランドのネクタイがズラリと並ぶ。

当然ながら、さまざまなブランドのネクタイがズラリと並ぶ。

ネクタイ用のシルク生地。織りの緻密さ、光沢の美しさ、発色。いずれも気になるものばかり。

ネクタイ用のシルク生地。織りの緻密さ、光沢の美しさ、発色。いずれも気になるものばかり。

こちらもネクタイ生地の山。落ち着いた色合いが魅力だ。

こちらもネクタイ生地の山。落ち着いた色合いが魅力だ。

素材は仙田に似合うからと勧められたシルク×コットン×ウール。「アントニオ(・リヴェラーノさん)に『いつ着るんだっけ?』と聞かれ、春と秋と伝えて作ってもらいました」。

素材は仙田に似合うからと勧められたシルク×コットン×ウール。「アントニオ(・リヴェラーノさん)に『いつ着るんだっけ?』と聞かれ、春と秋と伝えて作ってもらいました」。

タグには2003年に作ったことが記載されている。

タグには2003年に作ったことが記載されている。

1996年、二人のお子さんとともに。場所は生まれ故郷の能登半島。

1996年、二人のお子さんとともに。場所は生まれ故郷の能登半島。

キャンプにはまった時期も。約20年前、愛犬を連れて奥多摩へ。

キャンプにはまった時期も。約20年前、愛犬を連れて奥多摩へ。

お嬢様の七五三。「着ているのはジョルジオ アルマーニじゃなかったかな」。現在、お嬢様はすっかり成長され、ロンドンでご活躍中だ。

お嬢様の七五三。「着ているのはジョルジオ アルマーニじゃなかったかな」。現在、お嬢様はすっかり成長され、ロンドンでご活躍中だ。

ショールームに置かれたペンローズロンドンの最新作。

ショールームに置かれたペンローズロンドンの最新作。

英国発のペンローズロンドンは2008年に創業し、最高級のメンズアクセサリーを提案している。柄の緻密さにご注目いただきたい。

英国発のペンローズロンドンは2008年に創業し、最高級のメンズアクセサリーを提案している。柄の緻密さにご注目いただきたい。

こちらもペンローズロンドン。クラシックな装いに華を添えるカフリンクスも充実している。

こちらもペンローズロンドン。クラシックな装いに華を添えるカフリンクスも充実している。

2024

VOL.341

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