自動で巻かないのには意味がある⁉ こだわって選びたい「手巻き時計」4選

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最も身近な複雑時計であり、デザイン性も高く、メカ好きからファッション好きまでを魅了するクロノグラフ。そんなクロノグラフ180本を紹介するバイヤーズガイド『超本格クロノグラフ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。

手がけるのは名門ばかり
「今では希少な手巻き」クロノグラフ

現行ラインナップではあまり見かけることのない貴重な手巻きクロノ。古典的でレアな手巻きは、やはりクラシカルデザインで味わいたい。

今では希少な手巻きクロノグラフ


美しいムーブ仕上げが一望できる手巻きクロノの愉しみ

自動巻き腕時計が世に広まる1940〜’50年代以前は、当然クロノグラフもすべて手巻き機構だった。ローターがゼンマイを巻き上げる自動巻きにくらべ、手巻きは利便性には欠けるものの、ケース裏などから眺めるムーブの美しさは格別となる。だが、現在は手巻きのクロノは減少傾向。

オメガの「スピードマスター クロノスコープ」はその中でも異色の1本。オリジナルの’50〜’60年代ではなく、’40年代の自社クロノに想を得て作られている。中央でテレ・パルスメーターが渦を巻き、数字周りにスネイル装飾。横並びの2つ目を備えた文字盤は、これぞ手巻きにぴったりの古典的デザインだ。

内部はさらに魅力的だ。搭載Cal.9908はコーアクシャル&マスター クロノメーターの最新手巻きムーブ。一方、ブリッジのデザインが個性的で、アラベスク模様の仕上げがテンプの土台のテンワから放射状に広がり、テン真の軸とブリッジ上に配したルビーが可憐なアクセントに。このモデルのようなブリッジの装飾やデュオメトル・クロノグラフのような機械のディテールが、ローターに邪魔されずに見れるのが手巻きの醍醐味だ。



’40年代から続く
オメガの手巻きをオマージュ

オメガ
スピードマスター クロノスコープ

 
オメガ スピードマスター クロノスコープ

1940年代クロノのレトロ意匠を再現
1940年代の自社製クロノグラフに想を得たデザイン。“スネイル”デザインおよび“スパイラル”パターンの文字盤にテレメーター&パルスメーター&タキメーターを配し、陽極酸化アルミ製ベゼルにもタキメーターをセットした。マスタークロノメーター仕様の手巻きキャリバー9908搭載。文字盤カラーはシルバーとブルー。径43mm。SSケース。レザーストラップ。5気圧防水。

\ テンワから始まるオメガ初のアラベスク模様 /

テンワから始まるオメガ初のアラベスク模様
新型の手巻きCal.9908の特徴はブリッジに施されたデザイン。アラベスク模様のジュネーブ装飾仕上げが、ムーブの中心ではなくテンワから始まっている。これはオメガ初の試みとなる。

価格:各105万6000円
問:オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400

2024

VOL.341

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