最も身近な複雑時計であり、デザイン性も高く、メカ好きからファッション好きまでを魅了するクロノグラフ。そんなクロノグラフ180本を紹介するバイヤーズガイド『超本格クロノグラフ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。

20万円台のお手頃モデルから200万円オーバーの最上位機種まで
価格別クロノグラフ

クロノグラフと言っても、その価格帯は実に様々。20万円〜1000万円以下まで、予算別で見ていこう。

20～50万円

機械式クロノグラフのエントリープライスゾーン。価格が上昇ぎみの機械式クロノグラフにおいてこの価格帯で手に入るモデルは、年々希少な存在に。

モーリス・ラクロア
アイコン オートマティック クロノグラフ

人気のアイコンケースにクロノグラフを融合
ダイヤル外周の秒インデックスとインダイヤルを鮮やかなブルーで統一。ねじ込み式のプッシュボタンで高い防水性を実現。3時位置にデイデイト表示も備わり、実用性も高い。自動巻き。径44mm。SSケース。カーフストラップ。20気圧防水。

セイコー プロスペックス
スピードタイマー メカニカルクロノグラフ SBEC011

個性的なブルーのパンダダイヤル
伝統の垂直クラッチとコラムホイールを装備するキャリバー8R46を搭載。ダイヤルには1964年東京オリンピックで使用された計時機材からインスパイアを受けたクラシックなブルーを採用。自動巻き。径42.5mm。SSケース。クロコダイルストラップ。10気圧防水。

ミドー
マルチフォート パトリモニー クロノグラフ

レトロな外観に現代技術
1937年に発表されたマルチフォートを再解釈。最大60時間のパワーリザーブ。自動巻き。径42mm。SSケース。カーフストラップ。5気圧防水。