ゼニスのリバイバルモデルは、サイズまでオリジナルを再現した小振りのクロノ!

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最も身近な複雑時計であり、デザイン性も高く、メカ好きからファッション好きまでを魅了するクロノグラフ。そんなクロノグラフ180本を紹介するバイヤーズガイド『超本格クロノグラフ大全』から、その中身をピックアップしてご紹介。

みっちり詰まってフィット感も抜群
「小ぶりなU(アンダー)40mm」クロノグラフ

近年、オーバー40mmが標準サイズとなるクロノグラフ。だが最近は、40mm以下のクラシカルモデルも人気上昇中。小ぶりでも個性に溢れる。

小さくても主張強めのクッションケース

存在感と快適な装着性を兼ね備えた個性ある小ぶり

腕時計ケースの大型化が年々加速した2000年代。一時のデカ厚ブームは過ぎたとはいえ、依然としてオーバー40mmが標準サイズとして定着している。もともと海外製品は、腕が太く、体格もガッチリした欧米人の着用を想定して開発されているうえ、通常の3針よりも複雑な構造を擁するクロノグラフはただでさえ大型にならざるをえない。しかしながら、近頃はこうした大型傾向に変化の兆しが見られる。クロノグラフにも40mm以下のモデルが多くエントリーしているのだ。その要因のひとつは、ここ数年、とりわけ復刻モデルやヴィンテージデザインの人気が高まっていることにあるだろう。

その筆頭となるのがゼニス「エル・プリメロA384 リバイバル」だ。世界初の自動巻きクロノグラフムーブで、ハイビートな毎秒10振動を実現した名機エル・プリメロCal.A400搭載の初代を復刻した本作は、ケース径が小ぶりな37mm。これはオリジナルのケースと寸分たがわぬサイズである。もちろんサイズだけでなく、ケースや文字盤、サイドのプッシュボタンといった随所のデザインからディテールまでを忠実に再現している。

一方、ケースが小ぶりとなることで懸念されるのは、見た目のインパクトに欠けてしまうこと。だが、ファセット仕様でエッジのきいたクッション型ケース、反転色のサブダイヤルを配した“パンダ顔”文字盤など、60年代レトロが漂う個性的デザインは存在感も抜群。名機の初代ならではの個性を主張しつつ、腕にぴったりフィットするアンダー40mmの快適な着け心地が味わえるのである。

小さくても主張強めの
クッションケース

ゼニス
クロノマスター リバイバル エル・プリメロA384

 
ゼニス クロノマスター リバイバル エル・プリメロA384

細部の作りまでリアルに再現
初代エル・プリメロA384の誕生50周年を祝い、1969年のオリジナルデザインを復刻。直径37mmのクッション型ケースから、ラッカー仕上げのホワイト/ブラック文字盤まで、リバースエンジニアリングにより全パーツを忠実に再現した。コラムホイール式のエル・プリメロCal.400搭載。自動巻き。SSケース。アリゲーターストラップ。10気圧防水。

価格:96万8000円
問:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス
TEL:03-3575-5861

2024

VOL.341

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