プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
テーラーメイド ステルス ドライバー、ステルス HD ドライバー/TAYLORMADE STEALTH DRIVER、STEALTH HD DRIVER 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.140】
引っ掛けづらいのはスタンダードな「ステルス ドライバー」
高弾道で球をつかまえたいなら「ステルス HD ドライバー」をチョイス!
ライター・ツルハラ(以下、鶴原) 前回は奥嶋プロに「ステルス プラス ドライバー」を試打してもらいましたが、今回は「ステルス ドライバー」と「ステルス HD ドライバー」の2モデルを試打して比較してもらおうと思います。実は、前回の「ステルス プラス ドライバー」は販売店が限定されているセレクトフィットストア限定モデル。一般的に購入しやすいのは今回の2モデルなんです。
奥嶋プロ(以下、奥嶋)2モデルでどんな違いが出るのか楽しみです! ちなみに「ステルス HD ドライバー」のHDって何ですか?
鶴原 HDは、HIGH DRAW(ハイドロー)の頭文字です。高弾道のドローを打ちやすく設計されています。上からヘッドを見ると見分けが付かないぐらいソックリですが、よく見るとソール側の形状が違うんですよ。
奥嶋 構えてみると、前回試打した「ステルス プラス ドライバー」よりはクラウン部分の傾斜がなだらかに見えて、若干やさしく打てそうな安心感があります。
鶴原 ソールの据わりの影響もあって、どちらのモデルもオープンフェース。僕には左へのミスを消してくれそうなドライバーに感じますね。
鶴原 では、今回もそれぞれ2パターンのヘッドスピードで試打をお願いします。
奥嶋 まずは、ヘッドスピード43m/sで2モデルを打ってみます。おりゃ!!!