ヒュンダイ改めヒョンデが再上陸。ゼロエミッションビークルの実力とは?

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ヒュンダイ改めヒョンデが再上陸。ゼロエミッションビークルの実力とは?

約13年ぶりの参入はBEVとFCEVのみ

2022年、韓国の現代自動車が日本市場へと再上陸する。再上陸というのは、実は2001年から2009年まで国内でも販売されていたためだ。その当時、日本市場におけるHyundaiは「ヒュンダイ」と表記されていたが、この再上陸を機にグローバルで使用される「ヒョンデ」へと名称が統一されることになった。

10年以上ものブランクがあるだけに、日本ではあまり馴染みのないブランドだが、主要市場の米国、そして欧州でのセールスは好調で、2021年の世界販売台数は約389万台とダイムラーの2倍近くにのぼり、ホンダをも上回っている。グループ傘下の起亜をあわせれば約667万台と、VWグループ(約888万台)の背中を追ういまや世界屈指の自動車メーカーだ。

近年のヒョンデは、デザイン部門や技術部門にフォルクスワーゲングループをはじめとする欧州メーカーからさまざまな人材を登用し、量産車のデザインや品質を著しく向上させている。またi20クーペというハッチバックモデルをベースに、WRC(世界ラリー選手権)に参戦しており、欧州ではトヨタとの激戦のなかで技術を磨き、存在感を高めている。

そして、満を持して日本市場への再挑戦は、BEV(バッテリーEV)とFCEV(燃料電池車)という、電動車のみのラインナップとし、オンライン販売という戦略をとる。当初のラインナップは、BEVの「IONIQ 5(アイオニック5)」とFCEVの「NEXO(ネッソ)」の2車種だ。

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