プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
フォーティーン PC-3 アイアン FOURTEEN PC-3 IRON 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.131】
大きめヘッドでもソールの抜けがいい
3種類ある標準カーボンシャフトも魅力
ライター・ツルハラ(以下、鶴原) 今回は、フォーティーンのやさしめのアイアンを試打してもらいますよ。ヘッドはポケットキャビティ構造になっていて、C450という強度の高い素材が使われています。
奥嶋プロ(以下、奥嶋) ヘッドが大きいけれど、そんなにボッテリしていません。安心感があるヘッドサイズながらも、すっきりとした形状で構えやすいです。
鶴原 やさしく打てるように設計しているけれど、ヘッド形状についてはアイアンらしい見た目にこだわって作られているようです。ロフト設定は、前回に試打してもらった「TB-5 フォージド」と同じ。7番で30度となっています。
奥嶋 ロフトが立ちすぎていないところに好感が持てます(笑)。
鶴原 ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいのアマチュアだと、アイアンでうまく打てるロフト角の限界が30度ぐらい。なので、このアイアンは7番で30度に設定されていて、セット販売も7番からPWまでの4本セットになっています。
奥嶋 ヘッドスピードがそれほど速くない人だと、7番アイアンよりも長い番手はウッド型のユーティリティを使ったほうがやさしく打てます。女子プロのなかにも、アイアンは7番からという選手もけっこういますよ。
鶴原 というわけで、試打をお願いします! 番手は7番(ロフト角30度)と、いちおう5番(ロフト角24度)も用意しています。
奥嶋 よっしゃ! では、打ちますよ。おりゃ!!!