故・十八代目中村勘三郎の名を冠したアイウェアブランドとは?【本格眼鏡大全】

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

NAKAMURA KANZABURO(中村勘三郎)

NAKAMURA KANZABUROの注目フレーム_KN-2532
品番 KN-2532(詳しくは下記にて)

伝統に革新をもたらす機知に富んだ工芸品

稀代の名歌舞伎役者として、国内のみならず世界へと日本の伝統芸能の奥深さを知らしめた、故・十八代目中村勘三郎。 英語を駆使して海外公演を実現させたり、 Jポップをテーマ曲に選出した公演で話題を呼んだりと、古典歌舞伎の殻を破る斬新な演出で、新たなファン層を獲得した功績は、後世に語り継がれるだろう。

そんな氏の名を冠したアイウェアブランドを“新たな価値の創造”を標榜する眼鏡メーカー、グラスパートナーが手掛けるのも、必然と言えるかもしれない。400年以上の歴史をもつ中村家の看板として、すでに確固たる地位を築いていたにもかかわらず、氏は2012年に亡くなるまで、伝統芸能に新たな価値をもたらすべく、常にアイデアを振り絞っていた。

このブランドは、まさにそうした氏の表現を伝達する手段のひとつとして設立された。実際に、製作されたフレームにも未開の地を切り開かんとする氏の姿勢が如実に現れている。ヒマラヤに生息する大自然に育まれた羊の角(シープホーン)を使用していることも、そうしたチャレンジ精神の現れである。さらにはテンプルに革職人が一枚一枚手仕事でクロコダイル柄の本牛革を巻きつけていくなど、高品質な素材を、日本の伝統的な職人技で意欲的に製品化。

結果、既存のどのアイウェアブランドとも趣の異なる、斬新かつ最上級のフレームへと仕立て上げているのだ。まさに伝統と革新。氏が生涯貫き続けた挑戦することの重要性が、どの作品にも、これ以上ないほど見事に表現されている。

NAKAMURA KANZABURO(中村勘三郎)

 BRAND INFO 
創業年/2000年
創業者/グラスパートナー
現在地/日本・大阪府
問い合わせ先/グラスパートナー
TEL:06-6770-7300

NAKAMURA KANZABUROの注目フレーム_イメージ

名優の挑戦する姿勢を継承

固定概念を打ち破り続けた故・十八代目中村勘三郎の意志を汲み、シープホーン等の最高品質にこだわる。日本の匠たちの手によって形にすることで、アイウェアに新たな価値を付加。


2024

VOL.341

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