働く環境や方法が多様化し、仕事服の自由度が増した今こそ、時折着るスーツの装い方にセンスや力量が表れる。新しい価値観の中でイノベーションに挑むリーダー達が今、自分を魅力的に見せる方法を、森岡氏と考察。

ファッションディレクター・森岡 弘さん
弊誌のビジネススタイルのご意見番。雑誌や広告のほか、政財界人のパーソナルスタイリングも多数手がける。

#SUITS_ACADEMY Vol.10
時代に合わせた、きちんと見えて「コンフォタブル」なスタイルとは

身長183cm。学生時代はバレーボールに打ち込み、現在も週2回ほど低酸素ジムで鍛えているというだけあり、小林淳二社長は正統派のスーツが似合う体型を持つ。しかし最近はスーツを着る機会が限定され、きちんと見えつつも今らしいカジュアル感のある装いを模索中だという。

〈今回のNEWリーダー〉

アシックスジャパン 代表取締役社長
小林 淳二さん（54歳） 1968年、京都府生まれ。’90年にアシックス入社。北海道、東京、神戸での勤務後、2011年に台湾現地法人の社長に。その後アシックスジャパン3部門の事業部長を経て、2018年1月より現職。何事にも自然体で当たるのがモットー。
Company Profile
1949年に鬼塚喜八郎によって設立された、日本を代表するスポーツ用品のリーディングカンパニー、アシックス。アシックスジャパンはそのグループ会社であり、国内における営業・販売活動を統括する。