華道家・池坊美佳氏が手掛けた高級メガネフレーム「池坊 by Mika」を知っている?

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

IKENOBO BY MIKA(池坊 by Mika)

IKENOBO BY MIKAの注目フレーム_品番 IB-504
品番 IB-504(詳しくは下記にて)

いけ花から着想を得たアートピース

室町時代中期から、実に550年以上にわたって、日本の伝統と格式を重んじ、今日までその精神と技を継承し続けてきた、華道家元池坊。その四十五世である池坊専永氏の次女・池坊美佳氏は、日本国内は言うまでもなく、海外まで広く“いけばな”の振興に尽力してきた。しかし美佳氏は、そうした華道家としての活動以外にも、広く多彩なフィールドでその才能を発揮している。

その好例が、美佳氏が企画監修を担当し、2019年からスタートした「池坊 by Mika」である。タッグを組んだのは、大阪の眼鏡メーカー、グラスパートナー。“新たな価値の創造”を標榜する同社と美佳氏が二人三脚で目指したのは、メイド・イン・ジャパンの卓越した技術を駆使して、世界市場へと提案できる、高品質な眼鏡を作ること。

ラインナップは大きくわけて2種類。眼鏡業界初となる、軽量かつ高強度なカラー積層カーボンを使用したシリーズと、アセテートを貼り合わせた生地に、切子細工をイメージした三次元加工を施し、ヨロイの合口部分に七宝を加工したレギュラーシリーズだ。

どちらのシリーズにも共通しているのは、色も形も質感もさまざまな花々が織り成す色彩を、眼鏡に取り込んでいること。いけ花の特色である色の濃淡や、光と影のコントラストを、熟練職人の巧みによってフレームに表現しているのだ。華道を通して“本物の美”を追求してきた美佳氏の感性が投影された作品は、既存のアイウェアにない彩りに満ちている。

IKENOBO BY MIKA(池坊 by Mika)

 BRAND INFO 
創業年/2019年
創業者/グラスパートナー
現在地/日本・大阪府
問い合わせ先/グラスパートナー
TEL:06-6770-7300

IKENOBO BY MIKAの注目フレーム_イメージ

花の色彩に通じる独創的なデザイン

カラーカーボンをはじめとする最先端マテリアルと、伝統的な切子細工の技術を融合。美佳氏が華道を通して追求してきた本物の美しさをフレームに表現している。


2024

VOL.341

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