レッド・ウィングからジョンロブまで、名作チャッカブーツ6選
Uチップやスニーカーといった流行り靴の陰に、ここ数年隠れ気味だったチャッカブーツが今、人気再燃の予感。
前回の記事では、オールデン、チャーチ、クロケット&ジョーンズの定番チャッカブーツを比較検証したが、ここではあえて定番以外を狙って差を付けたい方のために、さらなる”買い”のチャッカを厳選。価格も幅広くセレクトした。
JOHN LOBB/ジョンロブ
グッドイヤーなのに柔らかな独自製法
ジョンロブ伝統のラウンドトウラスト「8695」を採用したモデル「エルマー」。テンシルコンストラクションと呼ばれる特殊なグッドイヤー製法を採用することで、堅牢でありながら返りがよく柔らかい履き心地を実現している。27万3000円(ジョン ロブ ジャパン)
EDWARD GREEN/エドワード グリーン
最高に柔らかな極上スエード製
多くの定番ドレス靴にも用いられるラスト「202」を採用した「バンバリー」。毛並みが整った、ビロードのように柔らかいスエードが堪らなくリッチな一足だ。ダイナイトソールを装着し、グリップ力を高めているのもポイント。18万円(エドワード グリーン銀座店)
SANDERS/サンダース
トラッド感の色濃いマッドガード製法
アッパー下部を覆うように厚いラバーソールを装着する製法は、「マッドガード」の名でお馴染み。その名のとおり泥汚れから靴を守るものだが、デザインのアクセントとしても効いている。トラッドな佇まいが魅力だ。4万3000円(グランストンベリーショールーム)
LOAKE/ローク
カントリーテイストも感じさせる美配色
英国王室御用達の栄誉を受ける名門・ロークのチャッカ「ピムリコ」。モスグリーンのスエードアッパーに茶の靴紐という組み合わせがカントリーテイストを感じさせる一足だ。ソールはダイナイト製ラバー。5万6000円(ワールド フットウェア ギャラリー神宮前本店)
ALLEN EDMONDS/アレン エドモンズ
重厚コードバン×スマートフォルムの妙味
今や希少価値が高まっているホーウィン社製シェルコードバンを採用したチャッカ「ダンディ」。革は重厚だがラストは比較的細身でスマートな佇まいだ。L字型に取り付けられたウェルトは水気の浸入を防ぐ効果も。15万5000円(トレーディングポスト青山本店)
RED WING/レッド・ウィング
歩きやすさを追求したポストマンシューズ
1954年に登場した「ポストマンシューズ」のチャッカ版「9196」。クッション性に富み、ヒールのないクッションクレープ・ソールが大きな特徴で、長時間歩いても苦にならない快適さが魅力。丁寧な作りも味わい深い。3 万5900円(レッド・ウィング・ジャパン)