MEN’S EX編集部・寺本がライザップイングリッシュに挑戦して英語がペラペラになっていく過程をノンフィクションでお送りするMEN’S EX ONLINEオリジナル連載。見事、結果にコミットできれば、ゴールデンウイーク頃には英語上級者になっているはず!?
こんにちは、MEN’S EX編集部・寺本、改め、MEN’S EX ONLINE担当の寺本です。(※この4月からMEN’S EX編集部在籍ではなくなり、新設されたネットビジネス部にてMEN’S EXを含む男性誌全体のウェブサイトを担当することになりました。)
連載第5回は、ライザップイングリッシュを開始して1ヶ月半で出掛けたスイス・バーゼルの新作時計取材の出張について、レポートします。
出発前に不安だったのは、「果たして英語が通じるか!?」ではなく、毎日の勉強時間がとれなくなるのでは?という点でした。
それまでほぼ3時間前後の学習を毎日続けていて、せっかく少しは成果が現れてきたのにストップしてしまったらもったいない。英語学習は筋トレにも似ていて、1日トレーニングをサボったらその分だけ英語力は下がってしまいます。
そしてバーゼル取材は楽しい反面、結構ハードな毎日。朝イチからほぼ1日中、バーゼルワールドの会場内にいますし、取材中はずっと日本語、夕食ではビールとワインを飲んで、ホテルに着いたら当日の資料を少しだけ整理して、明日の予定を確認したらすぐ寝るという毎日です。
「でも毎日、生の英語が聞けるんだから、それこそいいトレーニングになるでしょ?」
と思うかもしれませんが、スイスはドイツ語とフランス語が主流の国です。英語はそれらが話せない人のための言語という感じ。なので、1日のうちに生の英語に触れる機会というのは、取材時の各ブースの受付くらいで、実はそう多くはありません。宿泊したフランスの宿では、英語で放送しているテレビすらありませんでした。
案の定、往復の機内で数時間ずつ勉強をしたのと、時差ボケで眠れなかった初日の夜以外、ほぼ参考書を開くことはありませんでした。
今回のスイス出張で英語を使ったシーンは、例えばこんなとき。
- チューリッヒからバーゼルまでの電車の往復切符を窓口で購入。
- 駅の売店や、レストランでの注文、空港やホテルのチェックイン。
- ブランドCEOとのご挨拶やインタビュー立会い。
- レセプションでスピーチを拝聴。
それぞれのシーンで感じたのは、英語の理解度そのものは以前より確実にアップしているということ。そして、さらに強く感じたのは、だからと言って(理解できたからと言って)それに対して流暢に英語で返せるわけじゃないってこと。
よく「口をついて英語が溢れ出す」とか言いますけど、今回のスイスで、そんなことは一度もありませんでした。(汗)
でも、じゃあ「ライザップイングリッシュはダメか?」というと、そんなことはありません。先にも書いたように相手の言うことが分かる割合が格段に増えたので、簡単な答えなら返せますし、空港や駅、ホテル、レストランのような、やりとりがほぼ決まっているシーンは楽勝です。
それと、単語と文法をしつこく勉強したおかげで、英文を読むスピードと理解度がアップしていて、街中の表示などはもちろん、新作時計の資料なども、すんなり読めました。
(こう書くとなんだか凄い英語の実力が向上したみたいですが、あくまでも当人の感想ですから、話半分くらいで受け止めてください。実際は分からないところを聞き流したり、読み飛ばしているだけのような気もします。)
そんなわけで、スイスでは思ったようには話せなくて悔しい思いもしつつ、実力UPも少しは実感できました。
思えば、ここまでTOEIC試験対策を中心にインプット(単語・文法・リスニング)を強化してきたので、今はアウトプット(スピーキング)ができなくても、まあ当然といえば当然かもしれません。
次回以降、鴨下トレーナーにもそのあたりを質問してみて、アウトプットをスムーズにするための訓練方法を教わりたいと思います。
この連載は、隔週ペースで更新予定です。次回は4月27日頃公開。「ライザップイングリッシュの授業料って高い?妥当?」をテーマに考察します。