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今だからこそ! オトナの熊本ツーリング [連載第2回]

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ツーリングクラブ「チーム青柳」結成記念!?
青柳師範代と行く

文/吉田 巌(十万馬力)

二日目(11月21日)
天草・牛深のファンキーな食堂にて美味い魚と景色に酔いしれる

「ブルック」の西村孝之店長
「ベイブルック」の吉見幸祐常務

 8時半。我々が泊まるホテルの前に2台のカワサキがやってきました。跨っているのは熊本の老舗セレクトショップ「ブルック」の西村孝之店長(バイクは「W400」)と、同店の経営母体である「ベイブルック」の吉見幸祐常務(バイクは「ZRX1100」)。西村さんと青柳さんは16年3月にブルックにて行われた「お洒落道場」の取材の際に、同じバイク乗りということで意気投合。前回6月の青柳さんの熊本ツーリングでもともに走った仲間です。今日はそこに西村さんの先輩格である吉見さんも加わり、二人して先導役を務めてくれるというわけです。
 さて本日は天草の島々をぐるっと駆け巡る予定。いくつもの橋を渡って至る心地よい海沿いのワインディングを心に描き、はやくもドキドキワクワクです。

宇土半島先端の三角へ

 熊本市内から天草の入り口である上島まではいろんなルートがあります。西村さん、吉見さんの熊本組は大きな幹線道路をなるべく避けるルートを選んでくれました。信号が少なく、バイク乗りの好む気持ちのいいコーナーも多いからです。具体的には、国道3号から農道経由で海岸線を走る国道57号に出て、宇土半島先端の三角(みすみ)へ。そこから"天草五橋"と呼ばれる5つの橋を経て天草の上島に入りました。なお天草五橋を結ぶ国道は"天草パールライン"と呼ばれています。じつは私、子供の頃から高いところが大の苦手で、東京のレインボーブリッジなんかはクルマで走っていても手に汗握ってしまうほどのビビリ。だから一抹の不安がありましたが、橋の左右から望む大小の島々を浮かべた海は、そんな私の高所恐怖症を吹き飛ばしてしまうほどひたすら穏やかで心和む眺めでした。潮の心地よい香りが楽しめるよう、青柳さんの真似してメットのシールドを上げて走ったのも良かったかもしれませんね。

天草五橋へ

 熊本組は、上島に入っても市街地を避け、島の真ん中を突っ切る山中の農道、"上島中央広域農道"をチョイス。農道とはいえ素晴らしく整備され、走りやすいことこの上なし。西村さん、吉見さんは待ってましたとばかりにいきなりリミッターを解除したような走りっぷりを見せつけてくれました(完全にぶっちぎられました......汗)。聞くとこの農道、地元の走り屋の間では非常に有名な快走ロードなんだそう。よそものはくれぐれも無理しちゃいけません。
 そして瀬戸大橋を経て天草の下島に上陸すると、まずは崎津集落へ。

崎津集落
崎津集落風景1
崎津集落風景2
崎津集落風景3

 崎津集落は、密集した民家が穏やかな湾のギリギリまでせり出すように居並ぶなんとも風光明媚な漁師町でした。天草といえば昔からキリスト教信仰の厚い土地柄。ここ崎津集落も昔からクリスチャンが多く、彼らは宗教弾圧が厳しかった時代も潜伏キリシタンとして密かに信仰を守り続けたのでした。そんな歴史を知ると、集落に溶け込むように建つゴシック様式の崎津天主堂、そしてそれを見下ろす高台の諏訪神社の配置など、ひときわ味わい深いものに思えてきました。
 さてそろそろ昼メシとしましょう。当初は崎津のお寿司屋さんに入る予定でしたが、残念ながら本日は貸し切り営業とのこと。そこで下天草の突端の牛深港までもうひとっ走りし、適当なお店を見つけることに。

魚正
キトキトの刺身
きびなごの酢の物や尾頭付きの煮魚
魚正近辺の風景

 そして入った「魚正」は鮮魚店が経営する食堂。二階に上ると牛深港を3方の大きな窓から望める超絶ロケーションでした。揃っておすすめだという刺身定食1600円也を頼んだところ、キトキトの刺身に、きびなごの酢の物や尾頭付きの煮魚までつく大ボリュームで、どれもがハズレなしの美味さ。あとここは流れるBGMもよかった。昭和ポップスとファンキーな洋楽(しかもどちらもかなり通好みのセレクト)が交互に流れるのを不思議に思って女将さんに聞くと、奥で魚をサバいていた店主が自ら編集したカセットとのこと。寅さん映画に出てきそうな店内の雰囲気とマッチしていないようで絶妙にマッチしており、オヤジ軍団はすっかり和むことができたのでした。

ハイヤ大橋で記念撮影

 その後はあのレンゾ・ピアノが設計した美しいハイヤ大橋を眺めに行き、橋のたもとで一同揃った写真を記念にパチリ。しばし休憩していると......あれ、なんとなく雲行きが怪しいような。そこでここを本日の折り返し点とし、天草灘を望む海岸線のルートをたどりながら帰ることに。

おっぱい岩

 雨は途中の"おっぱい岩"と呼ばれる名所に立ち寄ったとろでポツポツきだし、上島で日が落ちたときには完全に本降りになってしまいました。  雨のなか、街灯のない真っ暗な農道を走るのはなかなか辛いものがありましたが、現地の道を知り尽くした西村さん、吉見さんのテールランプを頼りに、チーム青柳はひたすらアクセルをひねり続けたのでした。
 そして寒さにオヤジの肉体がいよいよ悲鳴を上げてきた頃、ようやく熊本市内へ帰還! いや〜走った、走った。

子羊の炭火焼
赤牛の炭火焼

 夜は、用事のある吉見さんをのぞき、市内繁華街のバスク料理の店で二日目の打ち上げを決行。子羊の炭火焼やら地元特産の赤牛の炭火焼やらを何本ものワインとともにガッツリいただき、大満足の宵でした。さぁ、明日は再び阿蘇を走ります!(第3回に続く

写真/青柳光則、長谷川 剛、吉田 巌(十万馬力)
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