「2020年春夏メンズ」着こなし&アイテム傾向を今からチェック! 【Pitti 96 レポート #01】

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2019年6月11日~24日の4日間、イタリアのフィレンツェにて開催された「Pitti Immagine Uomo」。今回は96回目の開催となり、記念すべき100回目を迎えるまで残すところあと4回となった。今シーズンも、恒例となったMEN'S EX ONLINE編集長・平澤のピッティスペシャルレポートをお届け! 

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第96回のテーマは、「The Pitti Special Click」

毎回変わるピッティのシーズンテーマ、今回は「The Pitti Special Click」が提案された。

「クリック」という言葉には、ここ数年における世界中のファッションマーケットがSNSを通じてバイヤーやジャーナリスト、インフルエンサー、ビジターたちの多様な‟クリック"を通じて常に異なる化学反応が起こり、進化し続けていく......というニュアンスが含まれている。

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そして「Special Click」に大きく影響する「SNS」効果は、今季も素晴らしい成果をもたらした。世界各国から2000人以上のジャーナリスト、ファッションエディター、インフルエンサーが来場。ピッティ期間中だけでも、およそ1万3250件の投稿と、380万をこえるソーシャルメディアインタラクションが行われた。

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イタリア以外の100ヶ国からは、1万8500万人以上のバイヤーが来場。フランス、トルコ、香港、ベルギー、ロシアの来場者が成長を見せた一方、ドイツ、スペイン、日本、アメリカの国々は数パーセントの減少を記録した。そんな中、常に来場者ランキングの上位に入る日本は今季もドイツに続き2位となる来場者数をマーク。これは、日本マーケットにおけるバイヤーやジャーナリストたちからのピッティ・イマージネ・ウォモの重要性が、まだまだ高いことを物語っている。

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とにかくどこのブランドでも多かった「スーツやジャケット×ノータイ」のコーディネート。タイドアップのディスプレイはめっきり減って、オープンカラーのシャツやニットポロなどを組み合わせたスタイリング例が多様に。日本の夏にも応用したいスタイルだ。こちらはラルディーニ。

とにかくどこのブランドでも多かった「スーツやジャケット×ノータイ」のコーディネート。タイドアップのディスプレイはめっきり減って、オープンカラーのシャツやニットポロなどを組み合わせたスタイリング例が多様に。日本の夏にも応用したいスタイルだ。こちらはラルディーニ。

カラフルな色を組み合わせたコーディネート。クレイジーパターンシャツやビビッドカラーニットの肩掛けなど、ちょっと懐かしいテイストのルックは休日スタイルの参考にしたい。素材を変えればそのまま今年の秋冬にも応用できそう。こちらはドレイクス。

カラフルな色を組み合わせたコーディネート。クレイジーパターンシャツやビビッドカラーニットの肩掛けなど、ちょっと懐かしいテイストのルックは休日スタイルの参考にしたい。素材を変えればそのまま今年の秋冬にも応用できそう。こちらはドレイクス。

スーツやジャケットにおける「EASY」化は、各ブランドが注力しているカテゴリー。今や1年を通していえることだが、とりわけ夏には避けて通れないキーワードだ。伸びる、洗える、通気性etc.多様な機能で進化を続ける。こちらはL.B.M.1911。

スーツやジャケットにおける「EASY」化は、各ブランドが注力しているカテゴリー。今や1年を通していえることだが、とりわけ夏には避けて通れないキーワードだ。伸びる、洗える、通気性etc.多様な機能で進化を続ける。こちらはL.B.M.1911。

先のL.B.M.1911、普通の紺ジャケのようでいてこんなに伸びる! ストレッチの伸び具合も、ビジネスシーンでのコンフォート性が追求されるにつれてどんどん進化。

先のL.B.M.1911、普通の紺ジャケのようでいてこんなに伸びる! ストレッチの伸び具合も、ビジネスシーンでのコンフォート性が追求されるにつれてどんどん進化。

この秋冬も旬のキーワードである「パネルタイ」にも注目。フランコ バッシからは、ストライプだけでなく小紋のパネルタイなども登場していた。

この秋冬も旬のキーワードである「パネルタイ」にも注目。フランコ バッシからは、ストライプだけでなく小紋のパネルタイなども登場していた。

日本人メンズが取り入れるには難易度が高いカラーかもしれないが、「ピンク、ローズ、レッド」系も各ブランドで多く提案された色。こちらはチルコロ1901。

日本人メンズが取り入れるには難易度が高いカラーかもしれないが、「ピンク、ローズ、レッド」系も各ブランドで多く提案された色。こちらはチルコロ1901。

「サステナビリティ」「環境に配慮した」という言葉も各ブランドから多く出てきた。とくにヨーロッパの洋服ブランドでは、こういったテーマを意識し、全面的に出しているところが今まで以上に増えている。ポール&シャークでは「SAVE THE SEA」のメッセージをあしらったアウターも登場。

「サステナビリティ」「環境に配慮した」という言葉も各ブランドから多く出てきた。とくにヨーロッパの洋服ブランドでは、こういったテーマを意識し、全面的に出しているところが今まで以上に増えている。ポール&シャークでは「SAVE THE SEA」のメッセージをあしらったアウターも登場。

毎シーズン、環境を意識した素材作りを心がけて来たヘルノからも、ケミカルな染料でなく、植物などから色を採った「HERNO GLOBE」のラインが。ブドウの皮や玉ねぎ、オリーブの皮などから染色したアウターが登場。

毎シーズン、環境を意識した素材作りを心がけて来たヘルノからも、ケミカルな染料でなく、植物などから色を採った「HERNO GLOBE」のラインが。ブドウの皮や玉ねぎ、オリーブの皮などから染色したアウターが登場。

2019年秋冬に続き、2020年春夏もシャツブランドでは「ポケットシャツ」が多く登場した。4ポケットや2ポケット、アウター感覚で着られるものが揃う。こちらはエリコ フォルミコラ。

2019年秋冬に続き、2020年春夏もシャツブランドでは「ポケットシャツ」が多く登場した。4ポケットや2ポケット、アウター感覚で着られるものが揃う。こちらはエリコ フォルミコラ。

パターンonパターンの組み合わせは、同系トーンだと意外に上手くまとまる。こちらはドルモア。ここ数年、柄合わせのコーディネート提案を多用。

パターンonパターンの組み合わせは、同系トーンだと意外に上手くまとまる。こちらはドルモア。ここ数年、柄合わせのコーディネート提案を多用。

2019秋冬シーズンにも人気だった、パオロ アルビザッティのネクタイ生地リボンベルトはさらにバリエーションが拡大。ピッティを通じて日本で人気が出た後、継続して進化を遂げている好例だ。

2019秋冬シーズンにも人気だった、パオロ アルビザッティのネクタイ生地リボンベルトはさらにバリエーションが拡大。ピッティを通じて日本で人気が出た後、継続して進化を遂げている好例だ。

夏こそ着たいパステルカラー、どうやって着こなすのが正解? 色使いを得意とするアルテアは、トップス×ボトムスのコーディネート例で上手くプレゼンテーション。

夏こそ着たいパステルカラー、どうやって着こなすのが正解? 色使いを得意とするアルテアは、トップス×ボトムスのコーディネート例で上手くプレゼンテーション。

「春夏レザー」も、各アウターブランドから多く提案されていた。日本の夏の猛暑には着られないが、色のきれいなスエードや極薄、極軽、ストレッチの効いたスエードやレザーも多く登場。1枚持っていると春から秋口まで着られそうなのが◎。こちらはバラクータ。

「春夏レザー」も、各アウターブランドから多く提案されていた。日本の夏の猛暑には着られないが、色のきれいなスエードや極薄、極軽、ストレッチの効いたスエードやレザーも多く登場。1枚持っていると春から秋口まで着られそうなのが◎。こちらはバラクータ。

「EASY」需要は、ビジネスシーンを飛び越えてフォーマルウェアにも派生。タリアトーレは、一見ブラックフォーマルに見えてシアサッカーのストレッチ地、またドローコードパンツという新たなイージーフォーマルを提案した。

「EASY」需要は、ビジネスシーンを飛び越えてフォーマルウェアにも派生。タリアトーレは、一見ブラックフォーマルに見えてシアサッカーのストレッチ地、またドローコードパンツという新たなイージーフォーマルを提案した。

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2019年VOL.305月号

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