「軽くて温かい」を叶えるのは、「○○」スーツと覚えよう

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着ていてラクであることは昨今のファッションにおける正義だが、それで品格や美しさを損なってしまえば、悪になる。手にすべきは、上質な着楽服。最先端のそれは、驚くほどの美しさに満ちている。

ガマン不要な蓄熱スーツでいつでも涼しい顔

温かい=厚手の図式はもはや過去のもの!?

スーツの温かさと軽さはトレードオフ。このジレンマを解決する最良手段はずばり、蓄熱裏地の活用だ。例えば記事下「麻布テーラー」のスーツには、赤外線を熱に変換する特殊なポリエステル裏地が用いられ、これが温度の上昇を促進。「TEATORA」のジャケットには調温機能を備える裏地が用いられ、服内を快適な温度に保つ。これら軽くて温かいスーツを着れば、いつだって”涼しい顔”をしていられるだろう。

TEATORA

TEATORA
ジャケット7万8000円、パンツ4万2000円/テアトラ(テアトラ)シャツ2万4000円/サルヴァトーレ ピッコロ フォー ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) チーフ6800円/エレディ キャリーニ(ビームス ハウス 丸の内)

温かさの理由は…調温機能を備える「アウトラスト」

アウトラスト

タブレットなど多彩な小物が仕舞える多機能セットアップ。ウールベースの伸縮生地を用いた、ドレス対応モデルだ。そもそもはNASAのために開発された調温素材を裏地に使用。寒いときは温かく、暑いときは涼しくと、快適な温度をキープしてくれる。


AZABU TAILOR

TEATORA
8万8000円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム) シャツ1万3000円、タイ1万2000円/以上マッキントッシュ フィロソフィー(SANYO SHOKAI) チーフ4000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ)

温かさの理由は…赤外線を吸収する「フィールサーモ」

フィールサーモ

“ライトコンフォート”シリーズより、ほのかな起毛感が心地よい、伊製のしなやかなウール地を用いた一着。豊かな表情も持ち味だ。赤外線を吸収して熱へ変換するポリマーを練り込んだ、特殊なポリエステル生地を裏地に使用。タッチがなめらかで、風合いにも優れる。




※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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